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下野市 軒天へ雨漏れがある屋根はセキスイかわらU!葺き替え工事必要
更新日:2025年5月22日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
今回お届けするのは、下野市で「傷んだ軒天」についてご相談をいただいたお宅の屋根調査です。
最近軒天の角が剥がれてきて、コウモリなどの小動物が入り込みやしないかとお客様は心配のご様子(·_·;
軒天の傷みは、軒天自体の破損だけでなく、実は屋根や外壁からの浸水など他の場所に原因がある場合も少なくありません。
見た目だけでは判断が難しいため、プロによる専門的な点検で原因を特定するのがベストです(o^^o)
軒天(のきてん)とは、屋根の軒の裏側の天井部分のことです。
屋根の外側に張り出している軒天は風雨の影響を受けやすく、比較的傷みやすい部位と言えますが、普段あまり目にしない場所なので劣化の発見が遅れやすく、気づいたときには大きく傷んでいることもあります。
皆様もぜひ、時々はご自宅の屋根を見上げてチェックしてみてくださいね(^-^)
下野市の現場を拝見したところ、軒天の剥がれ方が
典型的な「雨漏りによるもの」だということがすぐにわかりました。
軒天が角の部分からバサバサと剥がれてくるのは、屋根から水が回ってきている証拠。
外から見て分かる被害の裏には、
内部のもっと深刻な劣化が潜んでいるケースが多いのです。
こちらのお住まいの屋根は、
「セキスイかわらU」という屋根材が使われています。
セキスイかわらUとは、かつて積水化学工業が製造・販売していた化粧スレート屋根材の一種です。
瓦のような外観を持ちながら、軽量で施工が簡単なことから多くの住宅に採用されていました。
こちらは
隅棟(すみむね:屋根の角部分)の下の軒天です。
見えにくいですが、下側がバサバサになっているのがお分かりでしょうか?
この状態は、長期間にわたって隅棟から伝った雨水が軒天の裏に流れ込み、内部の木部に浸水している典型的な症状です(@_@;)
「剥がれた箇所のみ補修」では根本的な解決ができないサインです(;▽;)
屋根の面と面が斜めに交差しする
「谷部(たにぶ)」の下の軒天にも傷みが見られますね。
谷部は屋根の形状的に雨水が集中して流れる「水の通り道」ですので、少しの劣化や不具合でも雨水が屋根の内部に入り込んでしまうのです(´;︵;`)
本来、雨樋(あまどい)へと排水されるはずの雨水が、漏水が起きると水が内部にまわり、屋根裏の構造材を伝って軒先まで流れ落ちていきます。
その結果、
軒天(軒裏の天井部分)にまで水が達し、腐食や剥がれなどの破損症状を引き起こします(ノД`)
セキスイかわらUを見てみましょう。
表面のまだらに白く変色している部分は、
塗膜が剥がれて剥き出しになった素地です。
塗膜がなくなった屋根材は防水性が失われ、雨水を吸い込んで内部から劣化が進行してしまいます。
セキスイかわらUはもともと薄いセメント板で、断面が波型の形状をしているため
経年劣化と共に強度がどんどん低下します。
更に水分を含んでいるとあっては非常に脆い状態であると推察できます。
このような状態の屋根に上がって調査を行うと瓦を踏み割ってしまう恐れがあったため、今回は高所カメラで撮影させていただきました。
棟瓦を固定しているビスが浮いて抜けかかっています。
ビス浮きは経年が過ぎた棟部によくみられる症状ですが、放っておくと浮いた隙間から雨水が入り込み、建物内部に水が回ってしまいます。
その下にある
面戸(めんど)と呼ばれるスポンジ状の部材も劣化しており、剥がれてなくなっている箇所も・・・Σ(゚д゚;)
面戸は隙間を塞いで雨水の浸入を防ぎ、屋根の耐久性を高める役割を担っていますので、ここが劣化すると棟瓦のズレや雨漏りの原因になります(·_·;
「軒天が剥がれたらそこだけ直せばいいのでは?」と思われるかもしれませんが、雨漏りしている以上、軒天の修繕だけを行っても再発は避けられません。
根本的な原因は屋根全体の劣化にあるからです。
屋根は一次防水である屋根材と、二次防水の防水紙(ルーフィング)によってお住まいを雨漏りから守っています。
もし屋根材に不具合があって雨水が入り込んだとしても、最後の砦である防水紙が健全であれば持ちこたえてくれるはず・・・
すでに雨漏りしている下野市の住宅は、つまり屋根材と防水紙の両方が機能していない状態なのです(。•́ - •̀。)
このような状態の場合、当店では
屋根の葺き替え工事をおすすめしています。
葺き替え工事とは、
今ある屋根を撤去して新しい屋根を施工する方法です。
古い屋根材や防水シートをすべて撤去し、新しいものに交換するので、雨漏りの原因を完全に解消できますよヽ(*´∀`)ノ
お客様には高所カメラの画像をお見せしながら丁寧に状況を説明し、お話が進むようであれば正式に計測しお見積りを提出するとお伝えして調査終了です!
築年数が20~30年以上経っているお住まいでは、屋根材や防水紙の劣化が進行している可能性があります。
特に今回のように、セキスイかわらUのような塗装メンテナンスが難しい屋根材は注意が必要です。
軒天の剥がれは、内部の雨漏りが進行しているサインかもしれません。
「少し剥がれているだけだから…」と放置すると、屋根裏や室内にまで被害が及ぶ可能性も。早めの対策が結果的には修理費用を抑えることにもつながりますよ(*'▽'*)♪
街の屋根やさん栃木小山店では、下野市をはじめとする地域でお住まいの無料点検を行っております。
軒天が心配な方、雨漏りが気になる方はぜひお気軽にご相談くださいね~( ´ ▽ ` )ノ
屋根工事は、私達にお任せください!現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
この記事を書いた加盟店
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