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堺店発:初夏に急増する雹の住宅被害|火災保険の雹災で補償されるかも!
更新日:2025年5月22日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
今回は、初夏になると急増する
〖雹・ひょう〗による住宅被害に取り上げたいと思います。
突然の雹に驚かされた経験のある方は、多いのではないでしょうか?
雹の住宅被害は、火災保険・雹災の対象になる事もあります。この記事では、
雹の仕組みについて・火災保険について(保険が適用される被害例・保険申請の流れ)などをご紹介させていただきます。
〖参考記事〗▶ご自身でできる悪天候後・地震後の屋根点検
雹(ひょう)と霰(あられ)は、どちらも氷の粒ですが、大きさや発生する時期・気象条件が異なります。
 | 直径5㎜以上の氷の粒。主に春〜夏にかけて発生して、建物や車に大きな被害を与えてしまう事があります。 |
 | 直径5㎜未満の氷の粒。冬に多く発生し、比較的軽微な被害が多い。 |
雹のサイズによって、その落下速度は大きく異なります。
雹の大きさが野球ボールほどの70ミリ(7㎝)になれば、落下速度は140キロにもなるのです。
空から地面へ剛速球が次々と投げつけられているような状況です。大きな雹が直撃すれば、屋根材や外壁が破損するのも納得です。
雹が降りだす前兆のサイン
1.真っ黒な雲が近づいてきた
積乱雲の接近によって、空が急に真っ黒になり夕方のような暗さになります。
2.雷の音が聞こえてきた
雷は積乱雲内部・氷の粒の衝突が原因とされています。雷鳴や稲光も雹の前兆として考えられます。
3.急に冷たい風が吹いてきた
上空の冷たい空気が地上に降りてくる下降気流によって、気温が急激に下がると雹の兆候です。
※このような天気の急変に気づいたら、屋内に避難するようにしましょう!
ご自宅の火災保険に加入すると、
風災補償の基本補償には〖風災・雹災・雪災〗がセットになっているのが一般的です。
雹が原因で瓦が割れたり、雨樋が破損してしまった場合は、火災保険・雹災の対象になる可能性があります。
雹によるどんな被害が、火災保険の補償対象になるのかをご紹介します。
 | 雹は直径5㎜以上の氷の塊を指します。雹によって瓦が割れた、雨樋が歪んで破損したなど住宅に被害を与える事があります。このように、雹で生じた被害の事を雹災と呼びます。 |
※雹災は頻繁に起こるものではありませんが、局地的に突然発生し予測が難しい災害です。
火災保険で、いざという時の為に備えておくと安心です。
 | 屋根材の破損(瓦やスレートの割れ) |
 | 雨樋の歪みや破損 |
 | ベランダ・カーポート屋根の波板や平板が壊れた |
 | 外壁の剥がれや欠け |
 | 窓ガラスやサッシの割れ |
 | 天窓のガラスが割れた |
 | 窓ガラスを突き破って室内の家具が壊れた |
雹による車の被害は、火災保険ではなく車両保険の範囲となります。
車は火災保険対象となる〖家財〗には含まれません。
車の被害は、自動車保険でカバーしましょう!
雹被害で火災保険が補償されないケース
ご自宅が雹で被害を受けたとしても、100%損害保険金がもらえるわけではありません。
火災保険が補償されないケースをご説明します。
①雹災の補償に加入していない
雹災に対する補償が含まれていない場合は、雹被害が発生しても損害保険金は支払われません。
多くの保険会社では、風・雹・雪といった自然災害の損害をまとめて〖風災補償〗としてカバーされています。近年では、保険料を抑える為にこのような補償を自由に組み合わす事ができるタイプの火災保険も増えています。
②経年劣化の場合
風雨や紫外線による摩耗など、長期間にわたる経年劣化は火災保険の補償対象外となります。
例えば、ベランダ屋根が長年使用した事で茶褐色に変色しひび割れしていたり、雹が降る前から塗装が古くなって剥がれていたような場合などです。
保険会社より【経年劣化です】と判断されると、保険は適用されません。
③保険特約・免責金額未満での工事
火災保険には〖免責金額〗が設定されている場合があり、雹被害による損害額が免責金額以下の場合は補償が受けられません。
免責金額とは、保険請求をする時に自己負担する金額の事を指します。
例として、免責金額が5万円で損害額が25万円の場合、5万円は自己負担となって残りの20万円が保険金として支払われます。
また、古い住宅ローンとセットで契約した長期の火災保険では、損害が一定額以上のみ補償されるタイプもあります。このタイプの一般的な損害基準は20万円です。
ご自身がどのようなプランに加入しているか、確認してみましょう!
④被害から3年以上経過している場合
雹被害に遭ってから3年以上経過すると、補償を受ける事ができません。
保険法で〖保険金請求は3年〗と定められている為です。
この期間を過ぎてしまうと、経年劣化による損害なのか、雹による被害なのか判断が難しくなってしまいます。
大きな被害はすぐに気づきますが、雹被害は屋根など見にくい場所での発生が多く、気づいたら被害に遭っていたというケースもあります。
その為、被害に気づいたら早めに保険申請を行う事が重要です。
それでは、火災保険会社への保険申請を行う手順を見て行きましょう!
火災保険会社への保険申請の手順は、下記の6ステップになります。
| ①保険会社へ連絡 | 雹が降った日時・被害を受けた場所・被害の状況を詳しく保険会社へ伝えましょう。連絡後に、保険金請求に必要な書類が郵送されます。 |
| ②業者へ見積書・被害状況写真の依頼 | 修理に必要な工事費用の見積書や、被害状況の写真が申請時に必要なので、業者へ作成依頼をしましょう。受付時に『火災保険の申請を考えている』と伝えると受付がスムーズです。 |
| ③必要書類を揃える | 業者より見積書と被害状況の写真が届けば、保険会社より届いている損害保険請求書に記入捺印をして、必要書類の確認をしましょう。 |
| ④保険会社へ書類を郵送 | 必要書類が全て揃ったところで、保険会社へ書類を郵送します。 |
| ⑤保険会社鑑定人の査定 | 提出した書類で判断が難しい場合、保険会社から鑑定人が来られ被害状況を改めて確認する場合があります。 |
| ⑥保険金の入金 | 書類や調査などで保険が適用されれば、保険金額が確定しご契約者様の指定口座へ保険金が入金されます。 |
今回は、初夏に急増する雹による住宅被害や、火災保険の活用方法をご紹介しました。
突然の雹によって、住宅は深刻なダメージを受ける事があります。そんな時に火災保険があります。
街の屋根やさん堺店では、屋根をはじめとする住宅の無料点検や保険申請のサポートも行っております。
同じようなお悩みをお持ちの方は、お気軽にご相談下さいね。
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