こんにちは！
春日井市で屋根・外壁・防水工事を行っている「街の屋根やさん春日井店」です。

本日は、春日井市内にお住まいのセキスイハイム住宅で行ったベランダ防水工事の施工事例をご紹介いたします。

セキスイハイムのベランダ防水でよくあるトラブル

特に築10年以上経過したセキスイハイム住宅では以下のような症状が多く見られます：

• 鉄板の腐食・穴あき

• ベランダ下の軒天からの雨漏り

• 床を踏むと「ブカブカ」する感触

• 防水層の浮きや剥がれ

こうしたトラブルは、ベランダ内部の下地材の腐食が原因であることが多く、単なる防水塗装では改善されません。

今回の工事内容

今回の工事では、劣化したベランダの床を一度解体し、下地からしっかりと作り直して防水工事を行いました。

① 脆弱部の撤去

まず、腐食が進んでいた鉄板・木下地・断熱材の一部を撤去し、健全な構造体が現れるまで丁寧に取り除きます。

② 新しい下地の作成

次に、新しく構造用合板でしっかりとした木下地を形成し、防水処理に適した下地へと整えます。

③ 「バリボード」の設置

その上に、**防水下地専用のパネル材「バリボード」**を敷設します。

「バリボード」とは？防水工事に適した優れた下地材

バリボードは、耐水性・寸法安定性に優れた木質系ボードで、特にウレタン防水やシート防水の下地材として非常に信頼性が高い建材です。

バリボードの特徴：

• 吸水しにくいため、長期間安定した下地性能を維持できる

• 通常の合板と違い、反りや膨れが発生しにくい

• 施工性が高く、密着性の高い防水層が形成できる

• 木下地とバリボードの間に隙間ができにくく、水分によるトラブルを最小限に抑える

今回のように既存下地が腐食していた場合、新しくバリボードで下地を作ることで、今後の耐久性・安心感が大きく変わります。

④ ウレタン防水通気緩衝工法の施工

下地が整ったら、いよいよウレタン防水の通気緩衝工法を施工します。

通気緩衝工法とは？

• 下地に通気シート（通気緩衝シート）を貼付

• その上にウレタン防水層を2層重ねて施工

• 最後にトップコートを塗布して仕上げ

この工法は、下地に残った湿気を逃がしながら防水層を形成できるため、膨れや剥がれのリスクを低減できます。

施工後の様子

施工後のベランダは、防水層の光沢が美しく、しっかりとした下地の上に施工されたため、踏んだ感触も安定し、安全性が高まりました。

お客様にも

「これで安心して梅雨を迎えられます！」

と喜んでいただけました。

春日井市でセキスイハイムのベランダ防水をご検討中の方へ

セキスイハイムのベランダは独自構造のため、構造を理解した上での下地処理と防水工法の選定が重要です。
単なる「防水塗装」だけでは、数年後に再発する可能性が高いため、下地からの見直しがポイントです。

当店「街の屋根やさん春日井店」では、

• セキスイハイムや積水ハウスなどハウスメーカー住宅の施工実績が豊富

• 防水の専門資格を持つ職人が対応

• 現地調査・お見積りは無料

です。
お住まいのベランダや屋上に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください！　　　

【施工エリア】春日井市・小牧市・瀬戸市・名古屋市守山区 ほか