多治見市で瓦のズレを発見｜ご近所さんの一言がきっかけの屋根点検
更新日：2025年5月19日
「お隣さんに『瓦がズレてるよ』って言われて…見に来てもらえますか？」
そんなお電話をいただいて、多治見市の築25年ほどのお宅へ伺いました。
屋根に登らず安全に点検できるよう、ドローンを使って上空から確認してみたところ…
やっぱり瓦がズレていました。
特に棟（むね）と呼ばれる屋根のてっぺん部分にズレがあり、風や雨の影響を受けやすい状態です。
瓦屋根は一見しっかりしているように見えても、築20年を過ぎると徐々にズレや隙間が生じることがあります。
特に棟瓦の下に使われている「葺き土（ふきつち）」や「漆喰（しっくい）」は、
雨風や暑さ・寒さの繰り返しで劣化しやすく、瓦を支える力が弱まることでズレが起きるのです。
ズレたまま放置してしまうと…
隙間から雨水が入り込み、雨漏りの原因に
強風で瓦が落下する恐れも
下地材の腐食が進み、屋根全体の劣化へ
こうした症状は、地上からでは見えづらく、気づいた時には大きな被害になっていた…なんてことも珍しくありません。
今回のように、ご近所の方からのひとことがきっかけで調査に至るケースも実は少なくありません。
屋根は高い場所にあるため、どうしても自分では気づきにくいものです。
でも、だからこそ「もしかして？」と思ったときの行動が、
住まいを守る第一歩になります。
「ちょっと見てもらうだけでも大丈夫ですか？」
もちろんOKです。
私たちは、無理に工事をすすめることはしません。
現状をきちんとお伝えして、必要な対策を一緒に考えていきます。
お家の健康診断のようなつもりで、ぜひお気軽にご相談くださいね。
どんな小さなことでも、まずはお声かけいただければ嬉しいです。
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