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大野城市雨漏り調査で発覚した漆喰の劣化|漆喰の役割と寿命
更新日:2025年5月18日
こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。
今回は、大野城市にて瓦屋根の雨漏り調査を行った現場をもとに、「漆喰(しっくい)」の役割や劣化症状、メンテナンスの重要性について解説いたします。
ご相談いただいた大野城市の物件は築35年。
お客様から「室内の天井にシミがある」とのことで現地調査を実施しました。
調査の結果、雨漏りの主な原因は谷板金の腐食と防水機能の低下でしたが、同時に瓦屋根の漆喰にも“やせ”と呼ばれる劣化症状が確認されました。
漆喰が劣化してくると、雨漏りのリスクが高まるだけでなく、瓦の固定力が弱まり、ズレや落下の危険性も増してしまいます。
「漆喰(しっくい)」とは、瓦屋根の棟(むね)部分や隙間を埋め、瓦を固定し、雨水の侵入を防ぐために塗られる白い材料のことです。
主な役割は以下の3つ
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✅ 瓦を安定させる接着剤の役目
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✅ 屋根の内部への雨水の侵入を防ぐ防水材
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✅ 棟内部の土(葺き土)を風雨から守るカバー材
つまり、屋根の構造を守るための重要な“仕上げ材”なのです。
漆喰は非常に耐久性の高い素材ですが、一般的には10年〜20年程度でメンテナンスが必要とされています。
風雨や紫外線、地震などの影響で、徐々に劣化が進み、ひび割れ・剥がれ・痩せといった症状が現れます。
| 劣化症状 | 状態の説明 | 危険度 |
| ヒビ割れ | 表面に細かい亀裂が入る。雨水の侵入口になりやすい。 | ★★ |
| 剥がれ・崩れ | 漆喰がボロボロと崩れている状態。土が露出してしまう。 | ★★★ |
| やせ | 乾燥や経年により、漆喰の厚みが減り内部が露出しやすくなる。 | ★★ |
| 黒ずみ・苔 | 水分を吸い続けた漆喰に苔が生え、美観も損なわれる。 | ★ |
漆喰のメンテナンスは、劣化した部分だけを撤去し、新しい漆喰を詰め直す「漆喰詰め直し工事」が一般的です。
屋根全体を解体せずに補修が可能で、費用も抑えつつ、防水性と瓦の安定性を回復させることができます。
ただし、放置して劣化が進んでしまうと、棟の積み直しや瓦の交換が必要になるケースもあるため、定期的な点検が重要です。
瓦屋根の住宅にお住まいの方で「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と思われている方も多いかもしれません。
しかし、屋根の“目に見えない劣化”は確実に進行しています。
特に漆喰の劣化は放置しやすく、雨漏りや瓦落下の直接的な原因になるため注意が必要です。
街の屋根やさん福岡西店では、
✅ 漆喰の状態を含めた無料屋根点検
✅ 予算やご希望に応じた最適な補修プランのご提案 を行っています。
「うちの漆喰、大丈夫かな?」と気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail fukuokanishi.main@machiyane.com
株式会社住みたか
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