【春日井市の皆様へ】屋根塗装が出来ない屋根材にご注意！セキスイかわらU・ニチハパミール・その他劣化材を徹底解説
更新日：2025年5月16日
街の屋根やさん春日井店です。
本日は屋根塗装が出来ない屋根材について解説します。
・「屋根が色褪せてきたから塗装を考えている」
・「業者に屋根塗装を進められたけど、この屋根って本当に塗装できる？」
・「築15～２０年、そろそろメンテナンスが必要？」
その屋根、塗装しても意味がないどころか、危険かもしれません。
・製造期間：１９８０年代後半から２００７年頃
・特長：セメント系の軽量瓦風屋根材
・問題点：アスベスト廃止後の製品は特に劣化が激しく、表面が剥がれやすい
劣化の症状
・表面がざらざらしており、塗料の密着が悪い
・劣化が進むと、触っただけでポロポロと表面が剥がれる
・下地ごと崩れてしまうケースあり
塗装しても意味がない理由
・塗ってもすぐに剥がれる
・最悪の場合塗ってる最中から割れる
・結局数年以内に再工事が必要＝二度手間、費用の無駄
対応策：ほとんどの場合、葺き替え工事となります。
パミールは薄いスレート状の屋根材ですが、層と層が剥がれやすい「層間剝離」という欠陥を持っています。
これは製造工程の問題によって起きるもので、塗装しても内部から浮いてくるため意味がありません
劣化の特徴
・表面がめくれあがる（ミルフィーユ状）
・塗装どころか歩くだけでも割れることも
・ひび割れ、反り苔の発生が顕著
塗装後に起こるリスク
・数か月から１年で塗膜が剥がれてくる
・表面ではなく中から劣化するため、塗装が効果を発揮しない
・手直しが効かないため、結局「塗装代＋カバー工法代」の二重負担
対応策：迷わずカバー工法、もしくは葺き替えが最適です。
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