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大阪市城東区で換気不良の天井裏に換気扇・排気口取り付けと外壁目地シーリング打ち替え
大阪市城東区 3階建て
【工事のきっかけ】
大阪市城東区のM様より「天井裏の換気ができておらず、結露してカビが生えているので結露対策をお願いしたい」とご相談いただきました。
天井裏に入って調査を行うと、天井裏は冬場にも関わらずジメジメした状態で、屋根断熱材にも大量のカビが生えていました。
図面上で天井裏換気口がある場所を確認すると、断熱材で換気口が塞がれていました。
換気口が塞がれていては機能しない為、調査時にお客様に確認の上、断熱材を切って通気できるようにしておきました。
しかし、換気口は天井裏に2箇所のみしかなく、それだけで天井裏全体の換気を行うのは不十分と考えられる為、天井裏に湿度センサー付きの換気扇を追加で取り付けるようご提案しました。
また、住宅の3階も夏場は非常に暑くなるという事ですので、3階の廊下天井にも換気扇を取り付け、暑い空気を屋根裏に逃がせるようにしました。
調査の際に、外壁目地シーリングの劣化も見られた為、目地シーリングの打ち替えも一緒にご提案して工事のご依頼をいただきました。
基本情報
- 使用材料:湿度センサー付きパイプファン(三菱V-08PHLD8)×2、丸形フード×2、排熱ファン(施主様支給品)、ボンドブレーカー、シーリングプライマー、変成シリコン
【工事前の状況】換気不良で結露・カビの発生していた天井裏
天井裏の換気不良でお悩みだった為、点検口から天井裏に入って状況を確認しました。
図面上で天井裏換気口がある所を確認すると、断熱材で換気口が塞がれていました。
天井裏換気口は暑い空気や結露を排出するのに非常に重要なのですが、これでは換気口が機能しません。

天井裏の換気不良により、天井断熱材にはカビが大量に生えていました。
木材にもカビが生えていたり、結露の水分で金具も腐食して折れそうになっています。
ここまで行くと快適性の問題だけではなく、建物の強度や耐久性にも悪影響を及ぼしてしまいます。
天井裏は換気が悪くなりやすく、結露も起きやすい為、換気は必須です。
M様に天井裏の状況をお伝えし、断熱材を切って通気できるようにしておきました。
これで換気口は機能するようになりました。
しかし、天井裏の換気口はこちらの2箇所しかなく、これだけで天井裏全体の換気を行うのは不十分な為、天井裏に換気扇を追加で取り付けるようにご提案しました。
M様から、「夏場3階はかなり暑くなるんです」とご相談いただきました。
そこで、3階の廊下天井にも天井換気扇を取り付けて、暑い空気を天井裏に逃がせるようにご提案しました。
追加する換気扇の排気口を確認する際に、外壁サイディングの目地シーリング劣化も見つけました。
シーリング劣化部から雨漏りする原因になる為、こちらも一緒に打ち替えを行うようにご提案させていただきました。
屋根裏から屋外に排気がする排気口を取り付ける所に、ホールソーと呼ばれる工具で穴を開けました。
サイディング専用のカッターが付いている為、外壁サイディングも綺麗に切る事ができます。
外壁に穴を開けた部分に屋外丸型フードを取り付けました。
こちらは排気口から雨水の侵入を防ぐ為のものです。
屋外丸型フードの周辺には僅かに隙間がある為、シーリングを打って隙間を埋める必要があります。
マスキングテープで養生し、シーリングの密着性や耐久性を向上させる為のシーリングプライマーを塗布しておきました。
変成シリコンシーリングを充填して外壁と屋外フードの隙間を埋めました。
但し、シーリングが劣化したりすると、僅かな隙間ができて雨水が入る可能性もある為、フードの下側は水抜きの為に隙間を開けておきました。
こうしておくことで、万が一雨水が入った際も屋根裏に流れ込まず、シリコンの隙間から排水する事ができます。

屋根裏側にも「パイプファン」と呼ばれる換気扇を取り付けました。
こちらは湿度センサーが搭載しており、湿度が50%以上になったら自動で電源が入るようになっています。
パイプファンには配線など電気工事も必要だった為、電気工事士が作業を行いました。
配線は室内側には出ないように屋根裏で繋ぎました。
パイプファンは2箇所に取り付けた為、効率的に屋根裏換気ができるようになりました。
夏場の暑い空気を天井裏に逃がせるよう、3階の天井にも換気扇を取り付けます。
廊下が汚れないよう、養生を行って天井を開口しました。
開口部にビス留めで換気扇を取り付けました。
こちらの換気扇はON-OFFをひもを引っ張って行う「引きひもタイプ」の商品です。
換気だけでなく排熱も行う為、夏場の3階の暑さが軽減できると思います。
天井裏側にも吸気をする為のファンを取り付け、電気工事士が電源・配線工事も行いました。
天井裏換気ができるようになり、住宅の快適性向上に繋がりました!
屋根裏換気扇の取り付け工事が完了しました!
2箇所の屋根裏排気口と天井換気扇を取り付けた事で、3階の暑い空気は屋根裏に流れ、屋根裏の湿気は排気口から排出される空気の流れができました。
天井裏換気扇・天井換気扇の取り付け工事が完了しました!
2箇所の天井裏換気扇と天井換気扇を取り付けた事で、3階の暑い空気は屋根裏に流れ、屋根裏の湿気は排気口から排出される空気の流れができました。
まずは劣化している既存のシーリングを撤去し、マスキングテープで周辺を養生しておきました。
目地底面に「ボンドブレーカー」を貼ります。
ボンドブレーカーとは、目地シーリングの三面接着を防いで二面接着を行うための役割があります。
ボンドブレーカーを貼る事でシーリングの伸縮や建物の揺れにも追従でき、シーリングの割れや剥がれが起きにくくなります。
シーリングを打つ箇所にシールプライマーを塗布します。
シールプライマーにはシーリング打設箇所の下地を整え、シーリングの密着を向上させる効果があります。
目地に残った細かいホコリを固め、シーリングが剥がれにくくなる効果もあり、シーリングの持ちも良くなります。
プライマーが乾燥したら、新しいシーリングを打ちます。
今回使用したシーリングは「変成シリコン」です。
類似したシーリングで「シリコンシーリング」もあるのですが、シリコンシーリングの場合は外壁塗装の際に塗料を弾く性質があります。
今回のようなサイディング壁には塗装メンテナンスが必要な為、塗料を弾かない変成シリコンシーリングを使わなければいけません。
▶【参考】シーリングの種類について

シーリング打設後はヘラで均して平らに仕上げます。
時間が経つと固まり始めて綺麗にならないので、シーリングを打ったらすぐに均す必要があります。
最初に貼ったマスキングテープがあるので、はみ出しても真っすぐ綺麗に仕上がります。

シーリング打設後はヘラで均して平らに仕上げます。
時間が経つと固まり始めて綺麗にならないので、シーリングを打ったらすぐに均す必要があります。
最初に貼ったマスキングテープがあるので、はみ出しても真っすぐ綺麗に仕上がります。
サイディング外壁の目地シーリング打ち替えが完了しました!
目地シーリングは外壁パネル同士の隙間を埋め、雨水の侵入やクッション材の役割があります。
10年くらい経つとひび割れや剥がれが起き、防水性やクッション性が下がって室内の雨漏りやサイディングの割れに繋がります。
当店では目地シーリングの打ち替えのみでも工事を承っております。
適切な手順と材料を使用して工事を行っておりますので、シーリング劣化が気になった場合はご相談くださいね。
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