小山市で雨漏り調査！瓦ズレや銅板製谷板金割けに加え防水紙にも亀裂
更新日：2025年4月28日
まずはお家の中から調査スタートです。
和室の天井付近から壁にかけて、雨染みがくっきりと浮かび上がっています。
雨染みは採光用の天窓周辺に広がっていますが、天窓自体に問題はなさそうに見受けられました。
屋外に回って、脚立を架けて屋根に上がらせていただきました。
この日は風も穏やかで、調査にはぴったりのお天気でした(^-^)
屋根に上ると、すぐにいくつかの異変が目に入りました。
小山市のお客様宅は、洋瓦風の素敵な屋根です。
パッと見はきれいに見える瓦屋根ですが、よく見ると瓦がズレている箇所が！
地震か強風によるものでしょうか？ 瓦桟から外れた瓦が下部の瓦に折り重なっていました。
ズレた瓦をそっと持ち上げてみると、下に重なっていた瓦がしらっちゃけていました。
（※「しらっちゃける」＝色が抜けて白っぽく劣化すること）
これは、かなり以前から瓦がズレたままだった証拠です(·_·;
瓦屋根の下に敷かれている防水紙（ルーフィング）を見てみると、いくつもの亀裂がΣ(ﾟдﾟ；)
本来であれば屋根の下に雨が入り込んでも防水紙が食い止めてくれるはずが、これでは防ぎきれずに裂け目から建物内へ漏れてしまいます(＞＜)
谷板金には葉脈のような美しい縞模様が描かれているように見えますが、実はこれは劣化や腐食が原因で発生する銅板独特の症状il||li (OдO`) il||li
銅板製の谷板金は、雨水が流れることで銅板の表面が摩耗したり、酸化して緑青（ろくしょう）という銅特有の錆が発生することで縞模様のように見えるのです。
よ～く見ると模様のところが裂けてしまっていますね(＞＜)
ここからも雨水が入り込んでいる可能性があります。
谷板金は屋根で最も雨水の流れる量が多い箇所にあるため、こんな小さな亀裂でも雨漏りにつながってしまいます(^_^;)
皆様もぜひ、谷部だけでも定期的な点検やメンテナンスをしてあげてくださいね。
ひとまずズレた瓦は元に戻しておきましたが、あくまで一時的な処置であり根本的な修理が必要です。
実際に雨漏りが進行している現場ですので、急ぎお見積りを作成いたします≡ヽ( ○･ω･)ﾉ
工事にあたり、干渉してる棟瓦の一部解体・復旧が必要になります。
こうした谷部分や棟周辺の修理は、雨漏り対策として非常に重要なポイントです！
少し大掛かりなメンテナンスになりますが、すでに室内雨漏りが発生しているのでここでしっかりと直しておきたいですね(*'▽'*)♪
屋根工事は、私達にお任せください！
現場に合った適正な工事内容・適正価格・高品質施工で、お客様の期待にお応えします(^o^)丿
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