明石市 パラペット内部の左官完了後、外壁塗装の3工程で仕上げました！
更新日：2025年12月12日
立平屋根まわりは風雨が集中しやすく、目に見えないひび割れやシーリングの劣化が起きやすい場所です。
特に、外壁と屋根が交わる部分に小さな隙間があると、そこから雨水が入り込み内部の木材を腐らせることもあります。
補修箇所を正確に把握するため、この段階のチェックが非常に重要です。
下塗りとは、上からの塗料をしっかり密着させるための接着剤のような役割を持つ塗装です。
建物は年数が経つと表面が粉っぽくなる「チョーキング」という症状が起こり、塗料が密着しにくくなります。
下塗りを丁寧に行うことで、後の中塗り・上塗りの性能が最大限発揮されます。
次に行うのが「カット作業」です。
カット作業とは、ローラーでは塗れない細部をハケで塗る工程のことを指します。
窓の縁や配管のまわりといった細かい場所は、少しの塗り残しが後に劣化や水の侵入につながることがあります。
見えにくい部分まで丁寧に塗り込むことで、美しさと耐久性を両立させます。
続いて中塗り工程です。
中塗りでは、使用する上塗り材と同じ塗料を使用し塗膜に厚みを持たせます。
中塗りを省略すると、仕上がりのムラ・耐久性の不足・色の定着不足などが起こるため、非常に大切な工程です。
この段階になると、仕上がりの色味がはっきりと見えてきます。
上塗りは雨風・紫外線といった外的ストレスから建物を守る“仕上げの鎧”のような存在です。
三度塗りによって塗膜が十分な厚みに達し、耐候性・防水性・美観のすべてが向上します。
建物を長く守るためにも、この仕上げ工程は欠かせません。
施工後は均一で艶のある外観に生まれ変わりました。
下地補修と適切な塗装工程を積み重ねることで、見た目だけでなく雨漏りリスクの大幅低減にもつながっています。
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