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和泉市の2階建ての瓦屋根が風雨災害の被害に!瓦屋根復旧工事
和泉市 屋根材(瓦)
【工事のきっかけ】
風雨災害により、瓦屋根の2階建ての屋根が被害にあいました。
屋根を点検してもらうと、2階の屋根の一番上の瓦がずれていたり、屋根の端の瓦がめくれあがっていたり、瓦が割れている所がある、このままでは雨漏りする恐れがあるとのことで、屋根を元の状態に戻してもらう工事を行うことにしました。
基本情報
- 施工内容:屋根材(瓦)
- 施工期間:8日
- 築年数:約50年程度
- 使用材料:平瓦,軒丸瓦,防水性なんばん漆喰,シルガード,番線
和泉市の2階建てのお家で風雨災害で瓦屋根が被害にあった現場の様子
和泉市で風雨災害で被害を受けた瓦屋根の袖瓦のめくれ上がりと、降り棟の熨斗瓦が崩れている

和泉市で風雨災害で被害を受けた瓦屋根の袖瓦が強風でめくれ上がり内部の葺き土が露出している危険な状態でした。
また、降り棟(くだりむね)の熨斗瓦(のしかわら)が崩れていいて、降り棟全体が浮いている状態でした。
袖瓦とは?
袖瓦とは、屋根の端の部分についている着物の袖のような形をした瓦のこと👘
降り棟(くだりむね)とは?
降り棟とは、屋根の頭頂部にある大棟から斜め下に向かって伸びる棟のこと。
熨斗瓦(のしかわら)とは?
熨斗瓦とは、屋根の棟部分に使われる平べったい瓦のこと。
袖瓦のめくれ上がったところは、葺き土が見えてしまっている状態でした。
めくれ上がった袖瓦を正しい位置に戻ししっかりと固定し直そうと思っています。
崩れてしまった降り棟の熨斗瓦は、積み直しを行う予定です。
熨斗瓦は、棟瓦の下に積まれていて、雨水の浸入を防ぎます。
棟瓦とは?
屋根の一番上にあるかまぼこ型の形をした瓦。

和泉市で風雨災害にあった瓦屋根の棟瓦と熨斗瓦が一部欠損している状態でした。
棟瓦もずれている所がありました。
欠損した棟瓦を 新しい瓦で補い、ズレてしまった棟全体を 正しい位置に復旧する予定にしています。
棟瓦は、屋根の頂上部分にあり、雨水の浸入を最も防ぐ重要な役割をする瓦になります。

和泉市で風雨災害にあった瓦屋根の屋根の軒先に設置されている軒瓦に亀裂が入り、このまま放置すると雨水が浸入する恐れがありました。
軒瓦は、新しい瓦に交換する予定にしています。
軒瓦とは?
軒瓦とは、屋根の軒先に葺かれる瓦のこと。
軒瓦は、屋根のきわの部分を守る重要な役割をする瓦になります。
被害状況は、鬼瓦の裏側の漆喰が剥がれていたり、瓦の位置がずれていたりしていました。
鬼瓦とは?
鬼瓦とは、屋根の棟の端に取り付けられる装飾的な瓦のこと。
また、隅棟の棟瓦がめくれていて下地の葺き土が見えている状態の所もありました。
また、隅棟の瓦が剥がれて瓦の位置がずれてしまっている所もありました。
めくれている瓦は元の状態に戻し、ずれている部分は、元の位置に戻すつもりにしています。
棟の端に装飾として取り付けられている鬼瓦の裏側で、防水の役割を果たす漆喰が剥がれ落ちていました。
漆喰が剥がれていると隙間から雨水が浸入するので、漆喰を詰め替える予定にしています。
お客様には、屋根の修復工事のご提案をさせていただき、御見積書を作成することになりました。
後日、お客様に御見積書を提出し、工事のご依頼をいただきました。
それでは和泉市Y様邸の工事の様子をご紹介します。
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和泉市で風雨災害にあった瓦屋根の現場に足場を立ててメッシュシートを取り付ける

和泉市で風雨災害にあった瓦屋根の現場に足場が搬入され足場を立てることになりました。
足場は、予め足場職人が現場の調査を行い、敷地内に足場が立てられるか、足場をどのように立てるのかを予め調査を行っています。
足場は、高所での作業員の安全と、高所でスムーズに作業が行われるために必要になります。
足場があることで、下まで道具を取りに行かなくても、足場に道具を仮置きできたり、複数の作業員が同時に移動することができます。
足場を立てたら足場にメッシュシートを取り付けます。
メッシュシートは、作業員の安全や、工具の落下・破損防止と、近隣への粉塵の飛散と作業中の騒音を軽減するために取り付けられています。

和泉市で風雨災害にあった現場の屋根の修復工事を行うため、必要な資材が搬入されました。
搬入された資材は、「丸軒瓦」と「平瓦」になります。
丸軒瓦とはどんな瓦?
丸軒瓦とは屋根の軒先(一番外側の端)部分に使われる瓦のこと。
平瓦とは?
平瓦とは、屋根の一番大きい面積で使われる平らな瓦。

和泉市で風雨災害にあった現場の屋根の修復工事を行うため、現場に漆喰が搬入されました。
今回使用するのは、シルガードの白色と、防水性のなんばん漆喰の黒色になります。
シルガードとは?
✅漆喰にシリコンなどの防水剤を添加した製品。
✅通常の漆喰よりも防水性が高く、耐久性にも優れている。
✅耐久年数は、一般的に10年~15年程度と言われている。
シルガードは・・・
✅防水性が高いので、雨漏りのリスクを低減することができる。
✅漆喰に比べて耐久性が高い。
✅劣化しにくいので、メンテナンス回数を減らすことができる。
防水性のなんばん漆喰とは?
防水性のなんばん漆喰とは、屋根の漆喰工事に使われる漆喰のことで、従来の漆喰にシリコンや防水剤を添加して防水性と耐久性を高めた漆喰のこと。
防水性のなんばん漆喰は・・・
✅防水性が高い
✅漆喰よりも強度が高く、ひび割れに強い
✅耐久性がある
✅施工性が良い
シルガードと防水性なんばん漆喰には、白色と黒色があり、白色は外から見えるところ、黒色は外から見えない所に使用されます。
シルガードの黒色は、白色に比べると安価になります。
これらの材料は従来の漆喰と比較して10~15年の長期耐久性を実現し、メンテナンス頻度の大幅な削減が期待できます。

和泉市で風雨災害にあった瓦屋根の傷んだ瓦を撤去します。
傷んでいる瓦のサイズを測り、新しく交換する瓦を準備しておきます。
葺き土の状態を確認し、問題無ければ新しい瓦を取り付けます。
経験豊富な瓦職人が、剥がれた古い漆喰を丁寧に除去し、新しい防水性なんばん漆喰を適切な量で充填しました。漆喰は多すぎても少なすぎても雨漏りの原因となるため、熟練の技術が重要なポイントです。
新しい瓦を取り付けたら、瓦の位置を調整し、隙間が無いようにして瓦を固定します。
これで平瓦の交換は完了になります。
和泉市で風雨災害の被害にあった瓦屋根の鬼瓦に黒色のなんばん漆喰を詰める

和泉市で風雨災害の被害にあった瓦屋根の鬼瓦に黒色のなんばん漆喰の黒色を詰めます。
漆喰は、劣化すると雨水を吸収することができなくなり、漆喰が割れてしまい割れ目から雨水が入り、屋根材に染み込み雨漏りしてしまいます。
また、漆喰は年数が経過すると乾燥して”ボロボロ”の砂のような状態になり、雨水を吸収することができなくなってしまいます。
鬼瓦に既存の漆喰がついている場合は、既存の漆喰を剥がします。
剥がした後、新しい漆喰が密着しやすいように綺麗にしておきます。
次に新しい漆喰を練ります。
なんばん漆喰は、粉になっているので、熟練した瓦職人が水で適度な硬さに練り上げます。
鬼瓦の裏面に漆喰を詰めます。
漆喰は、隙間が無いように詰め詰め終わったら表面を綺麗にならしておきます。
漆喰は、詰めすぎても雨漏りするので、瓦職人が適度な量を詰めます。
漆喰を詰め終わったら、漆喰を乾燥させ鬼瓦の裏面の漆喰の詰替えは完了です。
和泉市で風雨災害の被害にあった瓦屋根の割れた軒瓦の交換完了

和泉市で風雨災害の被害にあった瓦屋根の割れた軒瓦の交換を行います。
軒瓦が割れたままだと割れ目から雨水が入り、屋根材に染み込んで雨漏りしてしまいます☔
まず、割れた軒瓦をそっと取りはずします。
瓦を取りはずす時は、周囲の瓦を傷つけないように慎重に取り外します。
瓦を取りはずしたら、葺き土や防水シートなどに異常が無いかを確認しておきます。
割れた軒瓦のサイズを測り、交換する軒瓦の準備をします。
次に新しい軒瓦を元の位置取り付けます。
必要に応じて瓦がとばないように瓦を固定します。
周囲の瓦と綺麗に瓦が並んでいるかを確認して問題が無ければ、軒瓦の交換は完了になります。
和泉市で風雨災害の影響を受けた瓦屋根の袖瓦と降り棟の修理が完了

和泉市で風雨災害の影響を受けた瓦屋根の袖瓦と降り棟の修理が完了しました。
袖瓦は、風雨災害の影響で瓦がめくれあがっていました。
めくれ上がった袖瓦は元の位置に戻しました。
降り棟の熨斗瓦(のしかわら)が崩れていたので、棟を取りはずして、熨斗瓦を積み直し、棟瓦を積んで元の瓦の位置に戻して袖瓦と降り棟の修理は完了しました。
隅棟は、めくれていた瓦を元に戻し、隅棟のずれている所は元の状態に戻しました。
和泉市で風雨災害の被害にあった瓦屋根の棟瓦の積み直しが完了

和泉市風雨災害の被害にあった瓦屋根の熨斗瓦の欠損していた部分に新しい熨斗瓦を積み、棟瓦の欠損していた部分に新しい棟瓦を積み、ずれていた棟を元の位置に戻す作業を行います。
棟がずれたり、瓦が欠損していると、棟は雨水の浸入する役割をしているので、棟の位置がずれていたり、瓦が欠損してしまっていると、棟のずれている部分から雨水が入り、屋根材に染み込み雨漏りしてしまいます。
また、棟は屋根の瓦を支える部分なので、棟の一部が崩れたりしていると屋根の固定力が落ちてしまいます。
和泉市で風雨災害の被害にあった瓦屋根の熨斗瓦の欠損していた部分に新しい熨斗瓦を積み、棟瓦の欠損していた部分に新しい棟瓦を積み、ずれていた棟を元の位置に戻す工事が終了しました。
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和泉市で自然災害にあった瓦屋根の屋根工事が完了しました。
瓦も元の位置に綺麗に戻りましたね✨
お客様には、雨が降った時に雨漏りしないかどうか様子を見てもらうことになりました。
お客様より「屋根を元の状態に戻してもらえて良かったです。これで、雨漏りの心配もなくなりますね。」とのお言葉をいただきました。
皆様のお家でも、お家が古いので、雨漏りが心配のお客様は、屋根点検をしませんか?
屋根の点検は、確かな知識と経験豊富な「街の屋根やさん岸和田店」にご相談下さいね。
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