ベランダの屋根は剥がれて無くなっている状態

まず既存のベランダ屋根の状態ですが、ほぼ全ての波板が剥がれて無くなっている状態でした。これでは雨を防ぐことは出来ませんね。

この状態で放置されていた為、ベランダが傷んでしまっていたようです。
ベランダは直させて頂いたので今回は屋根を新しく取り付けていく作業になります。

新しい波板はタキロンのポリカ波板を使用

一部に残っていた既存の波板は綺麗に取り外して新しい波板の取り付け作業を行っていきます。

今回使用するのはタキロンのポリカーボネートで出来た波板になります。一般的にはポリカ波板と呼ばれていますね。

この波板は既存の屋根に使用されていた塩ビ製（塩化ビニール）のものに比べて衝撃に強く作られているため耐久性がかなり高い波板となっています。しかも割れない波板となっているのでとても安心できる屋根材と言えます。

色も複数あるため好みのものを見つけることができるかと思います。

取り付け方法ですが、長さが合うように加工して溝に入れ込んで固定していく形になります。

波板を屋根として使用する場合は2山半重ねることが重要

波板を取り付ける場合はいくらか重ねと取り付ける必要があるのですが、屋根として取り付ける場合は最低2山半以上重ねる必要があります。

これより重ねを少なくしてしまうと隙間から雨水が入ってくる可能性が高くなるため雨漏りしてしまう恐れがあるからです。
ただ外壁として使用する場合は雨漏りに繋がる可能性が低いため、重ねが1山半でも大丈夫ですよ。

波板を固定する金具ですが、フックタイプのものを使用しました。

波板に穴を空けてフックを通したらフレームの柱の溝に引っかけて固定する形のものになりますね。

ポリカ波板の取り付け完了

以上でベランダ屋根の波板取り付け工事完了になります。
綺麗に取り付けることが出来ていますので雨が降っても安心ですね。

ベランダ部分へのダメージを減らせるので長持ちさせることが出来ますね。

あとは定期的に異常がないか確認を行って良い状態を維持していくことが大切ですよ。

この現場で行った工事をご紹介