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【保存版】堺市周辺で谷板金修理をお考えの方へ|屋根で最も雨漏りしやすい谷板金の点検・メンテナンスは当店にお任せください!
更新日:2025年4月3日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は屋根に設置されている
「谷板金(たにばんきん)」についてご紹介します。
谷板金の役割や特徴、設置されている屋根の形状、雨漏りが発生する原因や修理方法を、当店で実際に施工した事例と共に詳しく解説します。
お住まいの屋根に谷板金が設置されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
▶
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谷板金(たにばんきん)とは、屋根の谷部分(屋根と屋根が交わる部分)に設置される金属製の板のことです。
「谷樋(たにどい)」とも呼ばれるとおり雨樋の機能を持ち、屋根に降った雨水を効率よく排水して建物内部への浸水を防ぐ重要な役割を果たしています。
この谷板金、
実は屋根の中で最も雨漏りしやすい場所なのです。
▶屋根で最も雨漏りしやすい部分「谷板金」の修理方法
・排水のためにわざわざ雨水や雪が集中するように作られた部位。
・主にガルバリウム鋼板、銅板、ステンレス板が使用される。
・劣化すると錆びや腐食が進み、雨漏りの原因になりやすい。
・適切なメンテナンスを行うことで耐久性を向上させることが可能。
屋根に谷板金があるかどうかは、屋根の形状で決まります。
特に、以下のような形状の屋根に設置されています。
・バタフライ屋根・鋸(のこぎり)屋根・M型屋根・複合タイプ屋根(入母屋屋根)・複雑な形状の屋根(L字の建物や増築部分)・ドーマーのある屋根
▶あなたの屋根はどの形状?
谷板金から雨漏りする原因は、主に以下のようなものがあります。
| 1.経年劣化による腐食や穴あき | 金属製の谷板金は長年の雨や湿気で錆びが発生し、腐食が進行すると最終的に穴が開きます。 |
| 2.落ち葉やゴミの詰まりによる水の滞留・逆流 | 谷部分に落ち葉や泥が溜まり、雨水が正常に流れずに滞留・逆流することで雨漏りにつながります。 |
| 3.台風や強風によるズレや歪み | 強風で谷板金がズレたり歪むと、そこから雨水が侵入しやすくなります。 |
| 4.施工不良による隙間や継ぎ目の不具合 | 適切な施工がされていないと、接合部分から雨水が入り込みやすくなります。 |
以下のような症状が見られたら、谷板金の点検や修理が必要です。
早めに対策をしておけば、雨漏りや建物のダメージを最小限に抑えることができます!
谷板金の下付近で雨漏りが発生している。(天井や壁に雨染みができる)
屋根の谷部分に錆びや穴が見える。
谷板金の周囲の屋根材が浮いている、ズレている。
谷板金が浮いたり、歪んだりしている。
症状が進行すると雨水が適切に排水されずに屋根内部に浸入し、雨漏りの原因となります。
雨漏りによって、屋根下地や野地板の腐食・断熱材の損傷・天井や壁の染み・カビの発生などの被害が発生し、さらに木材部分が腐るとシロアリ被害につながる可能性もあります。
放置すると建物全体の耐久性が低下し、修理費用も高額になってしまいます。
谷板金の修理方法には部分交換と全交換の2種類があります。
谷板金に錆びたり穴が開いてしまった場合の補修方法は交換となりますが、状態によっては部分交換も可能な場合があります。
堺市北区にてサンルームに雨漏りが発生して現地調査を行ったところ、庇や外壁取り合い部の劣化・谷板金の老朽化が原因でした。
谷板金全体が老朽化しており、錆びが発生しています。谷板金の下部は
腐食が進行してボロボロになり大きな穴が開いていたため、一部交換工事をご提案しました。
谷樋を入れ替える箇所の瓦を一部仮撤去します。
こぼれ落ちてきた葺き土など周辺を綺麗に清掃して、入れ替え部分の谷樋を切り取り、撤去します。
撤去した部分に
錆びに強いガルバリウム鋼板を取り付け、既存の谷樋との境目にはコーキングを打ち、隙間をしっかりと塞いで防水処理しました。
仮撤去していた瓦を元に戻して固定し、
谷樋の一部入れ替えが完了です。
既存の谷樋との継ぎ目はコーキング処理してあるため、隙間に雨水が浸入することはありません。
雨水が軒樋へスムーズに排水されるようになりました。
【参考記事】堺市北区にて老朽化した谷樋・雨樋の部分補修を行った現場
谷板金の交換は一見すると部分的に取り替えれば良いように思えますが、実は意外と大変な作業です。
瓦屋根の場合は周囲の瓦を外せば交換できますが、スレートや金属屋根では広範囲の屋根材を剥がす必要があるため、施工費用が高くなりがちです。
谷板金そのものの材料費はそれほど高くないため、部分交換よりも全交換のほうがコストパフォーマンスが良い場合もあります。
こちらの住宅では谷周辺の隙間が漆喰で塞がれて、玄関天井に雨漏りが起こっている状態でした。
隙間が塞がれた事で雨水が滞留し、さらに劣化速度を早めたと考えられました。
お客様は最低限の補修工事をご希望だったため、谷板金の交換・棟瓦を銅線で固定・玄関の天井板の張り替え・天井点検口工事を行うことになりました。
まず、谷板金周辺に設置されている瓦を仮撤去していきます。
不要な葺き土や漆喰を取り除き、劣化していた既存の谷板金を撤去しました。
新しい谷板金を取り付けます。
今回はガルバリウム鋼板製の谷板金を使用し、錆びに強く耐久性が高い素材となっています。
屋根の形状などに合わせてサイズを測り、板金職人によって加工した谷板金を取り付けました。
谷板金周辺の取り外した瓦の復旧作業を行って、谷板金の交換工事が完了しました。
【参考記事】和泉市にて谷板金全交換して雨漏り修理を行った現場谷板金の全交換は
雨漏りのリスクを根本的に解消できるため、建物の耐久性が向上します。
新しい防水処理を施されることで今後のトラブルを未然に防ぎやすくなり、屋根の美観も復活するため、谷板金のトラブルは全交換がおすすめです。
谷板金の状態によっては、交換工事以外で下記のような雨漏り対策があります。
① 定期的な点検・清掃(おおむね5年周期が目安)
谷板金の点検は5年程度に1回を目安に行い、特に台風や大雨の後は追加の点検をすると安心です。
落ち葉やゴミが溜まると排水がスムーズにできず、雨漏りの原因となるため定期的な清掃がおすすめです。
【参考記事】堺市堺区で谷樋の清掃を行った現場
②板金の補修(隙間・穴・錆び対策)小さな穴や継ぎ目の隙間がある場合はコーキングで補修できる場合があります。
ただし、
広範囲にサビが発生している場合は防錆塗装やコーキング補修では対処しきれない可能性があるため、交換工事を検討してください。
【参考記事】堺市堺区にて谷板金にコーキング補修を行った現場
谷板金は屋根の雨水を適切に排水する重要な役割を果たしていますが、経年劣化や錆びなどが進行すると雨漏りの原因となり、建物全体の耐久性に影響を及ぼす可能性があります。
特に強い風雨や台風の多い日本の気候では、予想以上に早く劣化が進むこともあります。
そのため定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。
早めに異常を発見し対処することで大規模な修理を避け、結果的にコストを抑えることができます。
当店では無料点検を実施し、谷板金の状態を詳しくチェックさせていただきます。
少しでも気になる点があれば、お気軽にご相談ください!
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