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当店にて改修工事を行った施行不良の事例3選|間違った施工が起こる原因や業者選びのポイントをご紹介します!
更新日:2025年3月25日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
お客様よりご依頼を受けて現地調査にお伺いすると、稀に「えっ?」と疑問を感じる施工方法や修理方法を見かけます。
本日は当店が見た
施工業者の仕事の質・プロとしての誠実さ・信頼性が問われる事例、間違った施工が起こる原因、業者選びのポイントをご紹介します。
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屋根や外壁の施工不良はさまざまな要因で発生しますが、その中でも特に多いのが 「手抜き工事」 と 「業者の知識不足」 によるものです。
手抜き工事
●適切な材料を使わない
●防水処理を省略する
●必要な工程を省く など
一部の業者はコスト削減や工期短縮を目的に、意図的に手抜き工事を行うことがあります。
その結果、施工直後は問題がなくても数年以内に雨漏りや建材の劣化などのトラブルが発生する場合があります。
業者の知識不足
●建築の知識不足
●基礎・構造に関する知識不足
●施工管理・品質管理の知識不足 など
特に経験の浅い業者や建築の専門知識がない職人による施工では、基本的な施工ルールが守られないことがあります。
見た目は問題なくても経年によって施工不良が顕在化する場合があります。
実際に施工不良があり、当店にて改修工事を行った事例
東住吉区のお客様宅ではお住まいに増築した箇所があり、そこから雨漏りが発生していました。
屋根を点検すると、一見しただけで
屋根の勾配(傾斜)が緩すぎる状態であることが明らかでした。
さらに、壁際の水切りが外壁に直接留めてあり、長年の風雨によって
屋根材とシーリングも劣化していました。
それによって
雨水の吸上げと水が染み込むことで階下に雨漏りが発生していま
した。
カラーベストの片流れ
葺き
でも3寸勾配は保ちたいところ、
1寸~1寸2分の緩勾配となっていました。
そのため屋根に雨水が滞留してしまい、屋根材の塗膜が劣化により剝がれて
雨水を吸い上げて屋根材の裏側に回ったことが
雨漏りの原因でした。
壁際水切りも板金を
直接外壁にビス留めして上部を簡易にシーリング処理したため、シーリングが破断して
雨水の伝い漏れが起きて
いました。
一目で
施工の基本的なルールを無視した仕上げだとわかります。
緩勾配の現在の屋根の上に木材を取り付け、下地を新たに作ります。
下地で勾配
調整し、緩勾配にも対応できる
GL鋼板
たてひら葺きのカバー工法を施工しました。
壁際水切りにも捨て水切りを新しく取り付け、
二重水切りとして壁際に流れる雨水を適切に排水処理できるようにしました。
裏込めシール・上シールを二重水切りの両方に打ち、しっかりと
防水処理しました。
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雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い
屋根は雨水を一番最初に、そして大量に受け止める部分です。
許容勾配を下回る屋根や簡易的な水切り処理は雨漏りの原因となり、
建物の寿命を縮めることにつながります。
今回の緩勾配屋根の改修では、最初の業者にそのまま修理を依頼せず、別の業者にも相談されたお客様の判断はとても賢明だったと感じました。
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屋根リフォームの際に注意したい屋根勾配のお話
堺市東区のお客様より「ベランダ防水の劣化で階下に雨漏りが発生している」と点検のご依頼がありました。
点検を行うと、ベランダ防水の耐用年数はすでに限界に達していましたが、床や壁に目立ったひび割れや損傷は見られませんでした。
しかし、排水口(ドレン)を確認すると
本来必要な板金仕上げや横引きドレンが設置されておらず、代わりにパテやシーリング材で補修されていました。
そしてその部分が
劣化してひび割れており、水が染み込む原因となっていました。
実際に1階和室の天井や壁にできていた水染みの位置もドレンの位置と一致しており、
ドレン周辺が雨漏り原因と判明しました。
今回は
ドレンの改修と一緒に
ベランダの防水工事も行うことになり、施工しました。
従来のドレンにはFRP製の改修用横引きリードレンを設置し、排水口からの水漏れを解消しました。
床面には
ウレタン防水工事を施して防水性が復活し、雨漏りの心配がなくなりました。
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ウレタン防水とは?
堺市北区のお客様宅では、庇(ひさし)が落下寸前というトラブルが発生していました。
外壁を張り終えた後に取り付けた庇の内部へ雨水が入り込んでしまい、水漏れが発生しています。
一見すると窓の上に普通に庇が取り付けられていますが、
後付けでとりあえずのように設置されただけで、
防水処理が十分に施されていませんでした。
外壁に簡易な庇をただ張り付けたような状態になっており、
雨水が内部に回り込む原因となっていました。
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お家の意外と大事な部分、庇(霧除け)の役割とメンテナンス方法
雨水が入り込んだことで庇の木製枠が腐食し、剥がれて落下寸前の状態になっていました。
しかし、庇は外壁に張りつけられていただけだったため、幸い室内へ水が廻ることはなく雨漏りは発生していませんでした。
お客様に状態をご説明し、ご相談の上で
外壁に直付けされている現在の庇を完全に撤去しました。
その後、窓サッシ周辺や庇を撤去後のビス穴など、
雨漏りのリスクがある箇所にシーリングを打設してしっかりと防水処理しました。
外壁に残った庇の跡を見ると、ビスで取り付けただけの
簡易的な施工だったことが写真からもはっきりと分かります。
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屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法
今回ご紹介した3つの事例は、施工業者が基本的なルールを守っていれば防げた可能性が高いものばかりです。
屋根の勾配や防水処理は、建築において最低限必要な施工技術です。
にもかかわらず、業者の知識不足や手抜きによって不適切な施工が行われてしまうケースが後を絶ちません。
施工業者を選ぶ際は技術力だけでなく、担当者の対応や態度にも注目しましょう。
信頼できる業者は、以下の点をしっかりとクリアしています。
☆見積もりの詳細を明確に説明してくれる
☆施工方法や建材の特徴を丁寧に説明できる
☆アフターフォローについてもしっかり対応してくれる
以下のような業者には注意が必要です。
★見積もりの説明が不十分で、工事内容が不透明
★写真やカタログを使わず、口頭だけで説明する
★「今すぐ契約しないと値上がりする」と急がせる
★保証やアフターフォローの説明がない
こうした業者は技術的にも信頼できない可能性が高いため、慎重に判断することをおすすめします。
街の屋根やさん堺店では、「この不具合は業者の施工不良ではないか?」というご相談をいただくことがあります。
屋根や外壁の施工は適切な知識と技術が求められる重要な工事です。
当店では経験豊富なスタッフがしっかりとお住まいを調査し、誠実な対応と確かな施工でお客様にご安心いただける工事を行っております。
手抜き工事は一切行わず、大切なお住まいを長く守るために最善のご提案をいたします。
お住まいに不安を感じることがあれば、お気軽に当店までご相談ください!
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