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下野市 既に廃盤のモニエル瓦(乾式コンクリート)の葺き替え相談
更新日:2025年3月12日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
本日は、下野市で行いました屋根調査の模様をお届けいたします。
お客様の仲良しのご友人が、マイホームをメンテナンスして外観がとても綺麗になったのを見て「うちもそろそろかな?」と思い、相談に乗ってもらっていたそうです。
そのご友人はなんと当店で施工をされたとのことで、このたびご紹介をいただきました!
ご家族やご友人からの紹介が多いのが当店の特徴ですが、お客様とのご縁を大切にしている私たちにとって大変に光栄で嬉しいことです(*≧▽≦)bb
新しいご縁をいただいたお客様にも、頼んで良かったなと思って貰えるよう張り切っていきたいと思います!(。+・`ω・´)シャキーン
下野市のお客様宅は、築20年のダイワハウスさん竣工の立派なお住まいです。
大手ハウスメーカーさんの殆どはアフターサービス対応していますが、お住まいの状況により他メーカーや専門業者に依頼する方も多くいらっしゃいます。
屋根工事は、屋根に精通した専門業者が一番!大手メーカーさんであれ、工事するのは屋根職人ですからね。
ご予算や保証期間、対応の良さや高品質な施工内容などを比較し、ご自身に合った業者を選びましょう(o^^o)
早速屋根の上にあがらせていただきました。
こちらのお住まいは数年前に一度外壁塗装のメンテナンスを行ったそうですが、その際は
屋根の塗装は必要ないと言われ、高圧洗浄で汚れを洗い流したのみとのことです。
フラットな形状の屋根材は
『モニエル瓦』という洋瓦ですね。
勾配計で測ったところ5寸勾配の「並勾配屋根」に相当します。
並勾配はきつすぎず緩すぎずのバランスのとれた勾配で、最も普及率が高い屋根の角度です。
その昔戸建て住宅でとても人気があったモニエル瓦は、
現在は生産が中止し新築の屋根で見かけることはありません。
ここでモニエル瓦について少々お話ししますね(*'▽'*)♪
モニエル瓦はかつて人気をはくした輸入屋根材です。
フランス発祥でヨーロッパで広く普及していたモニエル瓦は、しゃれたデザインと豊富なカラーバリエーションが特徴で、
10年ほど前まで大手ハウスメーカーさん中心に全国各地で使用されていました。
しかし輸入を取り扱っていた代理店が撤退し、現在モニエル瓦は廃盤となっています。
モニエル瓦には「ホームステッド」「センチュリオン「ニューシャプレ」など幾つか種類がありますが、こちらは
洋形フラットのホームステッドです。
日本瓦は粘土を原料に作られますが、モニエル瓦は乾式コンクリート製の屋根材です。
乾式コンクリートとは、セメントと砂利を混ぜて成型されたコンクリートのことで、軽量でありながら高い耐久性を持っています。
セメントが主成分ですので、日本瓦と違って塗装しなければ瓦自体には防水性がありません。
そのため
築年数が経つと表面の防水性が低下していき、再塗装が必要となってきます(·_·;
20年が経過したモニエル瓦の屋根は、全体に多量の赤カビが発生していました(((゜Д゜;)))
特に雨水が停滞しやすい瓦の先端部には藻が生えています。
カビや藻は塗膜の劣化により発生します。
防水性が下がって水はけが悪くなったモニエル瓦が湿気を含み、カビや藻・苔が繁殖しやすい環境になるのです。
おそらく瓦の内部にまで根を張り、セメント自体の強度も落ちていると思われます(·_·;
表面のひび割れや欠落した破片がいくつも見つかりました。
雨に濡れた後乾燥することで膨張と収縮を繰り返した屋根材は次第に脆くなり、ひび割れや欠けが発生します。
軽度であれば接着パテ等で補修を行いますが、すでに部分的な補修では対処しきれないほど割れは広範囲に渡っています。
過去に補修したと思しき痕跡も見つかりましたが、その上からも新たなひび割れが発生していました(´;︵;`)
棟板金(むねばんきん)を固定している釘が至る所で抜けかかっていました。
「釘浮き」という、ある程度築年数が経ったお住まいでよく見られる症状です。
雨風の影響を最も受ける屋根の頂点に設置されているため、このように次第に緩んできてしまうのですが、隙間から雨水が入り込んで内部を濡らし、屋根を劣化させる一因となるので定期的なメンテナンスが必要です。
南面の屋根にある
天窓のエプロンも気になりました。
エプロンとは、
天窓下部に雨水が溜まらないよう設置される鉛やアルミ製の柔らかな周辺建材です。
瓦などの凹凸のある屋根材に良く使用されるのですが、経年により劣化や剥がれなど不具合が出てきます。
こちらのエプロンは手で簡単に持ち上がる状態で、これでは強風時にめくれて雨が入ってきてしまうでしょう(゚o゚;;
エプロンと瓦の重なりが元々十分に取られていないようにも見受けられました。
モニエル瓦は現在では生産が終了しており、新品の入手はほぼ不可能です。
ひび割れや欠けを修復した上で塗装によるメンテナンスは可能ですが、高圧洗浄中に
万が一破損してしまっても交換できる瓦がないのが懸念材料です。
またモニエル瓦の現在の状態を顧みると、今回塗装で済ませたとしても次回のメンテナンスでは屋根を新しくしないとならないでしょう(´;︵;`)
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かつて人気を誇り今も多くの住宅で使われているモニエル瓦屋根の耐用年数や凡そ30年!
そろそろ本格的なメンテナンス時期を迎えていますが、補修か?塗装か?葺き替えか?で迷われるタイミングでもあります。
そんな際、現状の屋根状態を正確に判断し、最善工事のアドバイスを行っているのが当店です。
「屋根の状態が気になる」「葺き替えを検討したい」という方は、ぜひ街の屋根やさん栃木小山店の無料調査をお試しになってみてください!きっと、皆様のお役に立つアドバイスができるはずです(^^♪
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