伊勢崎で屋根カバー工法施工と外壁サイディングの補修及び塗装のお見積りのため現地調査へ
更新日：2025年3月12日
当社ホームページをご覧いただいてご連絡をいただきました
屋根と外壁に問題があるので直すと費用はどのくらいかかるのか知りたいとのことでしたので早速みていきます
だいぶ傷みが進んでいるのがわかります
この剥がれ方は今から20~30年前頃、アスベスト規制後によく使われたパミール屋根材の特徴
薄い板を何層も重ねて圧縮して作られた材料ですが、重ねた層の間に水分を含んで膨らんでしまいミルフィーユのような層になってしまいポロポロとくずれてしまいます
厄介なのは塗装では症状の進行をとめられず塗装したところから剥がれ落ちてしまいますので対策としては
・屋根を新しく葺き替える
・既存屋根の上から新しい屋根で覆ってしまうカバー工法で施工
このどちらかしかないです
既存屋根の下地に問題がなければカバー工法のほうが施工が早く費用も抑えることができるのでおすすめです
軒天井と外壁材にすき間が出来ているところが数か所あります
外壁サイディングが縦に貼られていますが部分的に落ちてしまっているようです
縦張り施工ですとたまに見られる不具合ですが、下部にスターター金物と呼ばれる専用金具が入っておらず通常の固定金具だけで固定されていると、サイディング自体の重みや地震などで建物が動いてズレてしまうことがあります
状態によって部分的に貼りなおしたり、ズレたサイディングが動くようなら上に持ち上げビスで表面から固定して直します
ひび割れは補修しますが雨染みはまず原因をつきとめてからの対処になります
屋根側から中を通っての浸透じゃないといいのですが・・・
こういったところも内部へ雨水が侵入する原因となってくることがあるのでコーキング剤で埋めてあげたほうがいいですね
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