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小山市 ノンアスベストコロニアル屋根材のデメリット!ひび割れに注意
更新日:2025年3月6日
皆様こんにちは、街の屋根やさん栃木小山店です。
「玄関先に屋根の欠片が落ちていた」という小山市にお住まいのお客様からお問い合わせをいただきました。
ご自宅が築20年経ったので、そろそろ屋根のメンテナンスを・・・と考えていた矢先の出来事だったそうで、これを機に屋根の点検をご希望です。
築20年というとおよそ2000年~2008年頃の新築住宅に相当します。
実はこの年代に建てられた住宅の屋根には、ひび割れが発生しやすい屋根材が使われていることが多く、当店にも同様のご相談が頻繁に寄せられます。
なぜでしょうか?
小山市のお客様宅の屋根は
「スレート屋根」という
セメントを主成分とする屋根材です。
別名コロニアル、カラーベストとも呼ばれており、戸建て住宅の屋根材として普及率が高く人気の屋根です。
軽量で施工しやすいのが特徴ですが、20年を超えるとさすがに経年劣化によるトラブルが目立ちはじめます(>_<)
まずは実際に屋根の上に登って状態を確認してみましょう。
こちらの平板彩色スレート屋根は、
「コロニアルNEO」という屋根材と一目見てわかりました。
塗膜が剥離してカビが発生しており、雨水をきちんと撥水出来ていない状態です。
スレート屋根の一般的なメンテナンス方法としては塗装が挙げられます。
しかし、
2000年~2008年頃に製造されたスレート屋根には注意が必要です!
こちらのお住まいは築後23年、つまり2002年に建てられました。
この年代の住宅の中には、割れやすく脆い屋根材が使われている場合があるのです(゚o゚;
このお宅の屋根の勾配は5寸勾配(26.6度)で、比較的水捌けが良い傾斜です。
しかし塗膜が剥がれているため雨水が表面を流れず、屋根材自体に染み込み湿気を含んでしまっているのですね(*_*)
いわゆる「アスベスト問題」により、それまでのアスベスト含有のスレート屋根にかわり各メーカーがこぞってノンアスベストの後継品を発売しました。
しかし開発を急いだためでしょうか・・・? アスベスト規制直後に販売されたスレート屋根の多くは、
強度の面で問題を抱えていることが後に発覚し問題になりました。
コロニアルNEOもそのひとつです。
築15年を過ぎる頃からひび割れなどの不良が目立ち始めますが、庭に屋根の破片が落ちてきてはじめて自宅の屋根に問題があることを知る人も多いのです(´;︵;`)
築22年のコロニアルNEOは、やはりひび割れや毟れが頻発していますね・・・(;▽;)
塗膜の剥離で屋根材自体が湿気を含んでいるため、この状態を放置するとさらにひび割れや剥がれ広がる可能性が高いです(>_<)
棟板金(むねばんきん)は屋根の頂点部分に取り付けられる金属製の板金で、屋根の防水性能を向上させる役割を担っています。
点検したところ、留め釘が抜けかかっている状態Σ(゚д゚;)
釘の浮きは築年数が経った棟板金によく見られる症状ですが、
放置すると強風に煽られて板金が飛散することが多々あります。
できればこちらも同時にメンテナンスしたいですね。
屋根伝いに歩いていって、下屋根(げやね)と呼ばれる主屋根より一段下がった片流れの屋根をチェックしました。
こちらのコロニアルNEOもやはり不規則なひび割れが発生しています。
外壁と屋根の接合部に設置される壁際板金の留め釘も、抜けが頻発していますね。
通常、スレート屋根は塗装によるメンテナンスが一般的です。
しかしコロニアルNEOは、
塗装をしてはいけない屋根と言われています。
脆く壊れやすいコロニアルNEOは、仮に塗装を行ったとしても
高圧洗浄の際に屋根材がバラバラになってしまう可能性があります(><)
実際に、経験の浅い塗装業者さんが知らずに高圧洗浄を行い屋根材がボロボロになってしまい、当店に相談が来ることも少なくありません。
では、どうすればいいのでしょうか?( ー̀ωー́ ).。oஇ
塗装よりも費用は2.5倍~3倍ほどかかりますが、この状態では屋根を新しくするしかありません。
幸いこのコロニアルは、既存の屋根材を撤去せずに重ね葺きする「屋根カバー工法」で対応可能です。
カバー工法なら、屋根を完全撤去する「葺き替え」よりも工事費用を抑えることができます(o^^o)♪
塗装はあくまでも延命措置ですが、屋根を新しくすれば屋根は新築同然になります。
お客様の状況により早く処置するか延命で遅らせるか?が通常の判断となりますが、選択肢がないコロニアルNEO。。。
屋根カバー工法でお見積もりを提出することになりました<(_ _)>
関連記事▶コロニアルNEOの最適なメンテナンス方法
コロニアル屋根の中には、ひび割れや剥がれが発生しやすいものがあることがおわかりいただけたかなあと思います。
特に
2000年~2008年頃に建てられた住宅は、アスベストからノンアスベストへの移行期で、脆い屋根材が使われていることが多いです。
「うちの屋根ももしかして…」と気になった方はぜひお早めにご相談ください!
経験豊富な当店のスタッフが、ご自宅の屋根がどのような状態なのかしっかり調査いたします(^^)
調査~見積りまでは無料!お客様の不安を解消するためにも、まずは街の屋根やさん栃木小山店へお気軽にお問い合わせくださいね~( ´ ▽ ` )ノ
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