更新日 : 2025年02月19日
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更新日 : 2025年02月19日
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突然の雨漏りに見舞われた際、「どう対処すればよいのかわからない」と不安に思う方も多いでしょう。
「自分で修理できるのだろうか?」
「修理費用の相場はどのくらいなのか?」
と疑問を抱くこともあるかもしれません。
今すぐ雨漏りの修理が必要な方もいらっしゃると思いますので、今回は雨漏りの修理費用の目安やDIYでの対応の可否、雨漏りの原因の見極め方について詳しく解説します。
また、修理業者を選ぶ際のポイントについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。



原因の特定が不十分な状態で目に見える箇所だけを補修してしまうと、雨水が別の経路から侵入し、結果的に被害が広がるケースが少なくありません。
また、DIYによる修理は一見コストを抑えられるように感じるかもしれませんが、誤った対処をしてしまうことで、かえって修理費用が高額になることもあります。
初期の段階で適切な修理を行わないと、建物の内部まで損傷が進行し、大掛かりな補修が必要になる可能性もあるのです。


雨漏りの修理費用は、補修が必要な箇所や工事の規模によって大きく変動します。
例えば、屋根の雨漏りを防ぐための簡単な補修工事では、おおよそ5万円から30万円ほどの費用がかかります。
一方で、屋根全体の葺き替えやカバー工法を実施する場合は、80万円から200万円程度の予算を見込む必要があります。
また、雨水の浸入を未然に防ぐために棟板金の交換や谷樋の修繕を行う場合、10万円から30万円程度の費用が相場となっています。
外壁やベランダからの雨漏り修理についても、工事内容によって費用は大きく異なり、5万円から50万円、またはそれ以上になるケースもあります。
修理にかかるコストは、被害の程度や雨漏りの原因によって大きく変動するため、まずは現状を正確に把握することが重要です。




雨漏りの修繕にはさまざまな方法があり、一概に「この金額が相場です」と断言するのは難しいものです。
そのため、最初に原因を特定し、必要な工事の種類を把握することが重要となります。
どのような補修が求められるのかが分かれば、ご自宅のケースで必要な修理費用のおおよその目安を知ることができます。


修理費用の負担を軽減するために、火災保険が適用できるかどうかを気にされる方も多いかと思います。
条件を満たしていれば、雨漏りの修理にも火災保険が適用される可能性があります。
適用の主な条件として、「自然災害が原因であること」が挙げられます。例えば、台風や強風による屋根の損傷、雹や雪による破損が原因で発生した雨漏りであれば、保険が適用されやすいでしょう。
しかし、経年劣化や施工不良による雨漏りは、火災保険の補償対象外となることが一般的です。保険が適用されるかどうかは、加入している保険プランや契約内容によって異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

街の屋根やさんでは、火災保険が適用可能かどうかの診断や、保険会社への申請サポートも行っておりますので、安心してご相談ください!


雨漏り修理を業者に依頼する際には、本当に雨漏りを解決できるかどうかを最優先に考えることが大切です。
「以前、別の業者に依頼したが、結局雨漏りが直らなかった」
「原因をしっかり特定しないまま修理を実施したが、台風でまた再発してしまった」
こうした相談を寄せられることが多く、業者に依頼したにもかかわらず根本的な解決に至らないケースが後を絶ちません。修理を繰り返すたびに費用がかさむため、最初に選んだ業者でしっかりと雨漏りを止めることが理想的です。
そこで、適切な業者を選ぶためのポイントについて確認しておきましょう。
まず確認すべきなのは、その業者の過去の雨漏り修理の実績です。
施工経験が豊富な業者は、さまざまな雨漏りの事例に対応してきた実績があるため、類似したケースでも適切な修理方法を提案できます。特に、自宅の屋根や外壁と似たような状況の施工例があれば、安心して依頼しやすくなるでしょう。
近年では、多くの業者がホームページを運営しており、過去の施工事例や修理の工程を写真付きで紹介していることが多いです。
また、お客様の口コミや評価も掲載されている場合があるため、業者の技術力や対応力を見極める材料として活用しましょう。

「雨漏り診断士」という専門資格を保有している業者かどうかも重要なポイントです。
雨漏り診断士とは、雨漏りの原因を正確に突き止め、適切な修理方法を提案するために必要な知識と技術を持つことを証明する資格です。
特に、雨漏りの原因がはっきりしない場合や複雑なケースでは、この資格を持つ専門家に診断を依頼することで、適切な修理ができる可能性が高まります。

雨漏りは放置すると被害が拡大するため、スピーディーな対応が求められます。
地元で営業している業者であれば、急な依頼にも迅速に対応しやすく、修理後のアフターサービスも受けやすくなります。
事前に、その業者が自分の住んでいる地域でどの程度の実績を持っているのか、また口コミなどの評判を調べておくと安心です。

冒頭でも触れたように、業者の選択を誤ると修理後に再び雨漏りが発生するリスクがあります。
さらに、経験や技術の乏しい業者に依頼すると、適切な修理が行われないばかりか、新たな問題を引き起こす可能性もあります。例えば、「本来は空けておくべき棟板金の隙間をシーリングで埋めてしまい、逆に雨水が内部にこもる原因となった」といった施工ミスが発生することもあります。
こうしたトラブルを避けるためにも、修理業者を選ぶ際には上記のポイントをしっかりと押さえ、信頼できる業者を慎重に見極めることが大切です。

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雨漏りの原因を突き止めるためには、専門業者による現地調査が欠かせません。
目視点検だけで雨水の侵入経路を即座に特定できるケースもありますが、多くの場合、外観からの判断だけでは不十分です。そのため、以下のような専門的な調査方法を用いて、原因を徹底的に解析します。

散水試験は、雨漏りの発生源を見極めるうえで非常に有効な手段です。
この調査では、雨水が侵入していると考えられる箇所にホースなどで水をかけ、室内側で漏水の再現が起こるかを確認します。これにより、雨漏りの発生箇所を正確に特定することが可能となります。
この方法を活用すれば、推測に基づいて無駄な修繕工事を行うリスクを避け、必要な箇所のみを的確に修理できるため、コストを抑えつつ確実な修繕が実現できます。

赤外線カメラを使用すると、天井裏や壁内部など、肉眼では確認しづらい箇所の雨漏り状況を可視化できます。
赤外線カメラによるサーモグラフィ撮影では、温度変化を捉えることができ、通常とは異なる温度分布が見られる箇所が雨水の侵入ポイントである可能性が高いと判断できます。
また、撮影した画像をお客様にもご覧いただくことで、目に見えない部分でどのような雨漏りが発生しているのかを把握しやすくなる点も、この調査の大きな利点です。
※赤外線カメラを使用した調査の対応可否は業者によって異なりますので、詳細については事前にお問い合わせください。

屋根材の老朽化
棟板金の浮きや脱落
瓦のズレや破損
ルーフィング(防水シート)の劣化
特に台風や強風が発生しやすい季節には、これらの屋根部材が損傷しやすく、それが原因で雨漏りにつながるケースが多く見受けられます。


雨漏りの修理費用を抑えるためには、できるだけ早い段階で異常に気付くことが重要です。
初期の兆候としては、天井や壁にシミが発生する、窓枠や壁の隙間から水がにじみ出るといった現象が挙げられます。
こうした症状は初めは気付きにくい場合もありますが、早期発見できれば被害が広がる前に適切な対応ができるため、修理費用を抑えることにつながります。

万が一雨漏りが起こった場合は、冷静に初期対応を行い、被害を最小限に抑えることが大切です。
まず、室内への水の広がりを防ぐために、バケツやタオルを用意して水滴を受けるようにしてください。
ただし、屋根にブルーシートをかけるなどの応急処置を個人で行うのは非常に危険です。 高所作業はリスクが伴うため、無理をせず手の届く範囲で最低限の対策を行い、速やかに専門業者へ修理を依頼することをおすすめします。


これまで雨漏り修理の重要なポイントについてご紹介してきましたが、最も大切なのは「雨漏りを未然に防ぐための定期的なメンテナンス」です。
建物は年月とともに劣化していくため、適切なタイミングでメンテナンスを行い、雨漏りの原因となる要素を事前に取り除くことが非常に重要です。

雨漏りが発生すると、屋根や外壁から浸入した水分が建物の構造部分を傷め、木材の腐食やカビの発生を招き、大掛かりな補修工事が必要になることがあります。
定期的な点検とメンテナンスを実施することで、修理にかかるコストを抑えられるため、結果的に長期的な節約につながります。

私たち街の屋根やさんは、これまでに数多くの雨漏り修理を手掛けてきた豊富な実績があり、正確な原因特定はもちろん、今後の劣化を防ぐための適切な対策についてもご提案いたします。
「雨漏りを根本から解決できる施工方法を知りたい」
「信頼できる業者に詳しい調査を依頼したい」
とお考えの方は、ぜひ無料のお見積もりからご相談ください。

雨漏り修理と原因調査のポイント:まとめ
●雨漏り修理は自己対応ではなく、専門業者に依頼することで安全かつ確実に解決できます。
●修理費用は雨漏りの発生箇所や被害の規模によって異なるため、まずは正確な原因特定が欠かせません。
●火災保険が適用されるケースもありますが、主に自然災害による損傷が対象となります。
●施工実績や資格の有無を確認し、信頼できる業者を選ぶことで、修理後のトラブルを回避できます。
●早期発見と定期点検が、雨漏りによる深刻な被害を未然に防ぐ最も効果的な方法です。

お客様のインタビュー動画
屋根塗装・外壁塗装をご依頼いただいた杉並区のO様より、竣工後の感想を伺いました。





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