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熊本市北区にて劣化したテラス波板屋根の現地調査|黒く変色した塩ビ製波板からポリカへの張り替えをご提案
更新日:2025年2月18日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は
熊本市北区にて軒先の波板屋根の現地調査を行いました。
劣化した波板屋根の状態と、ご提案した改修方法をご紹介します。
今回は、熊本市北区にお住まいのお客様から「実家の軒先に取り付けている波板屋根が劣化している」とのご相談をいただきました。
ご実家の波板屋根は10mほどの長さがありますが、長年の使用で変色が進み、見た目も強度も気になるとのことでした。
テラスの軒先屋根にはガラスネット入りの塩ビ製波板が取り付けられていましたが、様々な劣化症状が見られました。
| ①変色 | 長年の日光や高温にさらされることで、全体的に黄色く変色し、黒く焼けた部分もある状態。 |
| ②反り | 塩ビは温度変化に弱く、端が反り返っている。このままでは剥がれの原因にもなる。 |
| ③剥がれ・割れ | 波板が劣化して強度が低下し、割れや剥がれが起きている。強風で更に大きな被害を受ける可能性がある。 |
波板を取り付ける木下地も腐食し、折れている箇所がありました。波板を固定する下地であるため、このままでは波板をしっかり固定できず、屋根が剥がれる原因になります。
こういった下地は、部分的に交換・補強を行うこともできますので、腐食した木下地の交換をご提案します。
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また、木部表面の塗装も剥がれていました。
木部塗装は表面を保護し、腐食の予防や劣化の進行を防ぐ効果があります。
塗装が劣化した状態では雨水が染み込みやすいため、劣化の進行が早まる可能性が高いです。
腐食部を交換した後、木部全体を塗装するようにご提案します。
調査結果を踏まえ、以下の改修プランをご提案させていただきました。
既存の波板屋根は「塩ビ(塩化ビニール)」という素材でしたが、新たに張り替えるのは「ポリカ(ポリカーボネート)」という素材をご提案しました。
塩ビ製波板は安価で手に入りやすい材料ですが、紫外線で劣化しやすく、劣化が早い(3~5年が寿命)という弱点があります。
一方、ポリカ製波板は、塩ビ製波板よりも若干値段が高いものの、
- 耐候性に優れ、紫外線による変色や劣化が少ない
- 耐久性が高く、長期使用(10年以上)が可能
- 耐衝撃性があり、割れることが少ない
といった利点があります。
安い塩ビ製波板を何度も張り替えることを考えると、むしろトータルコストを抑えられると言えます。
テラスの軒先やベランダに取り付けられている波板屋根は、素材や日当たりにより劣化の早さが異なります。今回のように
老朽化が進んだ波板屋根は、強風被害を受ける可能性も高くなるため、早めに修理を行いましょう。
当店では波板修理も承っており、施工実績も豊富にあります。
波板屋根の変色や剥がれ、劣化でお困りの方は、お気軽に街の屋根やさん熊本店までご相談ください。
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