雨が降ると庭が水浸し！原因は「呼び樋の破損」でした

「雨が降ると、竪樋（たてどい）と軒樋（のきどい）のつなぎ目から水が垂れて、地面が海になるんです…」

今回ご相談いただいたのは、多治見市星ケ台にお住まいのお客様。築40年ほどのミサワホームの住宅で、「雨樋の補修をしてほしい」とのこと。さっそく現地調査を行いました。

現地調査の結果…呼び樋が破損！

目視で確認すると、竪樋と軒樋をつなぐ 「呼び樋」 が破損しており、雨が降ると雨水が適切に排水されずにあふれるみたいです。



☑ 呼び樋とは？
👉 屋根からの雨水を軒樋から竪樋へ流す短い樋のこと。これが壊れると、雨水がうまく流れず、軒樋からあふれてしまいます。

しかも、お家の竪樋と軒樋は ミサワホーム専用部材 で作られており、現在の規格品とは接続ができない状況…。そのため、簡単に部品交換とはいきません💦

「このままだと…？」

☑ 雨の日ごとに庭が水浸し
👉 雨が降るたびに水が地面に落ちるため、地盤が柔らかくなり、沈下の原因にもなる可能性があります。

☑ 外壁や基礎への影響も！
👉 雨水が壁際に落ち続けると、外壁の汚れやコケの発生、さらには基礎の劣化につながるリスクも。

他の呼び樋も同じく破損！

問題解決のためのご提案

① コーキング or 防水テープでの一時的な補修

✅ すぐに対応可能
✅ 低コストで修理可能
❌ あくまで応急処置なので、いずれ再発の可能性あり

② 軒樋・竪樋の総替え

✅ 根本的な解決
✅ 長期的に安心できる
❌ 費用はかかるが、今後のメンテナンスの手間が減る

お客様と相談し、「とりあえず応急処置をして、今後総替えも検討する」との結論になりました。

さらに！玄関屋根の雨水問題もご提案

お客様のお宅では、玄関屋根の雨樋が「鎖樋（くさりどい）」になっており、大きなバケツに雨水をためているとのこと。

しかし…

💦 大雨の日はバケツがあふれて下がビショビショに！

そこで、私は 「雨水タンクを設置するのはどうですか？」 とご提案しました。

雨水タンクを設置のご提案

☑ 雨水タンクのメリット
✅ 溜めた雨水を庭木の水やりに活用できる
✅ バケツがあふれる心配がなくなる
✅ 節水にもつながる
＊市町村によっては補助金もあります！

お客様も「それいいね！」と前向きに検討されることになりました✨

早めの対応が大事です！

今回は、
✅ 呼び樋の破損による水漏れ → 応急処置 or 総替えの提案
✅ 玄関屋根の雨水問題 → 雨水タンクの設置を提案

このようなご提案をさせていただきました💡

雨樋の不具合は、放置すると家の劣化を早める原因に！
「最近、雨樋の水の流れが悪いかも？」と思ったら、お気軽にご相談ください😊