春日市にてIHディスクで融着させる塩ビシート防水機械固定工法によるベランダの雨漏り修理
更新日：2025年2月7日
みなさま、こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店です！
本日は、春日市春日で実施したベランダの防水工事をお伝えいたします！
リビングの天井で雨漏りしているとご相談があり、真上に位置するベランダの床、立ち上がり、外壁周りを調査しました。
ベランダには水捌けマットが敷かれていましたが、めくってみると一面真っ黒に汚れており、防水機能が落ちていることがわかりました。
天井に雨染みができるほど悪化しているので、すぐに修理が必要であるとお伝えし、ベランダの防水工事を行うことになりました。
▼現調時の記事はこちら
・春日市にてベランダ真下のリビング天井と窓枠から雨漏り。塩ビシートによる防水工事をご提案
一般的な住宅のベランダには、シートや塗料で防水工事がなされているのが通常です。
しかし、風雨や紫外線に晒され続けているため、経年劣化によって防水機能が低下していくことは避けられません。
防水機能が落ちると、今回のような深刻な雨漏りにつながってしまう場合もあるため、ベランダの定期的な点検はとても重要です。
以下の記事では、防水工事の種類や特徴を解説しておりますので、合わせてご確認ください。
▼【防水工事】ベランダ・バルコニー・陸屋根に！種類を比較
【塩ビシート防水機械固定工法の手順】
1.絶縁シートをシワや膨れがないように敷き、鋼板で固定する
2.絶縁シートの上に、IHディスク（円盤状の金物）を等間隔で取り付ける
3.塩ビシートを張り、専用の機械で融着する
4.塩ビシートの継ぎ目にシーリング剤を塗布
専用のIHディスクと融着機械を使うことから、機械固定工法と呼ばれています。
IHディスクを使わずに、接着剤で塩ビシートを貼る工法もありますが、接着工法は下地の影響を受けたり地震で歪んだりすることがあります。
より強度の高い防水工事には、今回のようなIHディスクを用いた機械固定工法がおすすめです。
【機械的固定工法のメリット】
・下地の亀裂や振動の影響を受けにくく地震に強い
・下地の処理が最低限で済み、工事費が抑えられる
・下地の素材や構造を選ばず、さまざまな場所に施工できる
機械固定工法において、塩ビシートが融着されるのはIHディスクの部分だけです。
IHディスクを使用することで、下地の影響を受けないうえ、強風であおられることもなく、塩ビシートがピタッと密着します。
ここでしっかり融着しておくことが非常に重要です。
せっかく固定したIHディスクとうまくくっついていなければ、後々ずれたり剥がれたりしてしまいます。
2枚目は、塩ビシートの継ぎ目にシーリング剤を塗布しているところです。
シーリング剤は、防水目的で建物のさまざまな場所に使用されていますよね。
塩ビシートの継ぎ目をシーリング剤でしっかりふさぐことで、防水性を高め、見た目もきれいに仕上がります。
シートを用いた防水工事はほかにもありますが、機械固定工法の施工には、知識と確かな技術が必要です。
街の屋根やさん福岡西店では、知識と経験、高い技術を持った職人が工事を行いますのでご安心ください。
なお、シート防水を施した後のメンテナンスについては、以下の記事で解説しております。
雨漏りや防水工事に関するお困りごとは、街の屋根やさん福岡西店にお気軽にご相談ください！
▼シート防水が施工された屋上（陸屋根）のメンテナンス方法
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