ホーム > 高崎市日高町 モニエル瓦のズレ補修工事及び屋根外壁塗装工事の…

高崎市日高町 モニエル瓦のズレ補修工事及び屋根外壁塗装工事の現場調査
更新日:2025年2月4日
今回のお客様は数年前に弊社にて住設機器の入れ替えなどのリフォーム工事を行ったお客様なのですが、なんでも他の業者の方が点検していき色々と不具合を指摘されていったようです。そんなことがあり弊社にも点検してほしいとのことで今回お声がけいただきました。
実際屋根に上り目視で確認していきたいと思います。すでに屋根瓦がずれているという事前情報がありましたのでその状況と、屋根塗装をするにあたって屋根瓦の種類を確認するためです。
他の業者さんは陶器瓦と説明したらしいのですがこれは「モニエル瓦」ですね。モニエル瓦は主成分がセメントと川砂で作られていてコンクリート瓦の一種です。セメント基材に着色スラリーと呼ばれる着色剤が塗られています。この塗膜が経年劣化により剝がれてきてしまうと吸水性が高まりこのようにコケが生えてきてしまいます。築15年位ということですので要メンテナンスの時期ではありますね。
北面屋根ですがやはり日当たりが悪いせいか他の面よりもコケや汚れが一層多いですね。中央に見えるのは屋根裏換気のための鳩小屋です。
問題の瓦ズレ部分になります。隅棟は「差し棟」で仕上げられています。「差し棟」とは通常の「通し棟」(全体に1枚の板金を被せる工法)とは違い屋根材1枚1枚個別に板金を被せる工法です。個別に固定する為耐風性が高いのと、メンテナンスの手間が軽度で済むというメリットがあります。今回の瓦ズレは差し棟を止めている釘の浮きが原因ですね。強風や細かな地震の影響で少しずつずれてきてしまったのでしょう。ここの差し棟だけではなく全体的に差し棟の釘浮きが見られました。
隅棟付近の平板瓦も若干のズレはありましたが、差し棟の釘浮き以外は屋根全体特に問題(割れ、欠損)はありませんでした。屋根工事は差し棟の補修と塗装工事だけでいけそうです。
では外壁の様子です。パッと見た感じすごくきれいな印象ですが…よく見てみましょう。
外壁は窯業系サイディングですがひび割れや欠損などは一切ありません。ただ触ってみるとチョーキング(外壁材の表面塗膜が劣化し粉っぽくなる症状)が起きています。まだ軽度のチョーキングですので、すぐにメンテナンスしないと外壁が傷んでしまうというわけではないのですが、塗り替えのタイミングとしてはベストだと思います。
サッシ廻りの装飾額縁も紫外線の影響でだいぶ劣化が進んでいました。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane1@asistservice.co.jp
有限会社アシストサービス
〒370-3521
群馬県高崎市棟高町1210−1


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。