現地調査で判明した屋根の状態

高所カメラでの調査

屋根に上らず、高所カメラで詳細を確認しました🔍。

• パミール屋根材の剥離： ミルフィーユ状に層が剥がれており、破片が落下している状態。
• 太陽光パネルの影響： パネル取り付け金具が屋根材に負担をかけ、剥離が進行していました。

パミール屋根材の問題点

パミールは、経年劣化により層状に剥離する特徴があり、以下の理由で補修が困難な屋根材です：

• 塗装が不可： 塗料の密着性がなく、塗装では劣化を止められない。
• シーガードも不可： ミルフィーユ状の剥離によりシートの密着が難しい。
• 屋根カバー工法が唯一の選択肢： 新しい屋根材を被せることで、耐久性を確保。

工事の流れ：太陽光移設と屋根カバー工法

仮設足場の設置と太陽光パネルの移設

工事開始にあたり、仮設足場を設置しました🏗️。

• 太陽光パネルを一旦取り外し、隣接する事務所に移設。
• パネル脱着時には配線やインバーターの状態も確認し、慎重に作業しました🔧。

棟板金と取り付け金具の撤去

パネルを取り外した後、劣化した棟板金を解体し、太陽光取り付け金具もすべて撤去しました🛠️。これにより、新しい屋根材を設置する準備が整いました。

防水シート（ルーフィング）の敷設

剥離していたパミールの上に、防水シート（ルーフィング）を丁寧に敷設しました。

• 防水性を強化： 雨水の侵入を防ぎ、新しい屋根材をしっかり保護。
• シートの重ね幅を適切に確保し、長期間の耐久性を実現しました✨。

ガルバリウム鋼板（スーパーガルテクト）の施工

ルーフィングの上から、ガルバリウム鋼板の屋根材スーパーガルテクトを取り付けました。

• 軽量で耐久性抜群： 重量が軽いため、建物への負担を軽減。
• マットな仕上がり： 高級感のある仕上がりで、見た目も美しい✨。
• 遮熱効果： 夏場の室内温度上昇を抑える性能を持ち、快適性も向上。

施工後の仕上がりと効果

施工後、屋根全体が新築のように美しく仕上がりました😊。

• 屋根の安全性向上： ミルフィーユ状に剥離していたパミール屋根材が完全にカバーされ、破片落下の心配がなくなりました。
• 太陽光パネルの移設成功： パネルを隣の事務所に移設し、機能性を損なうことなく設置完了。
• 美観アップ： マット仕上げのガルテクトで、高級感のある屋根に。

お客様からも「これで安心して暮らせる」と大変喜んでいただきました✨。

パミール屋根材の劣化を放置するリスク

パミール屋根材の剥離を放置すると、以下のリスクがあります：

1. 雨漏りの発生
   剥離部分から雨水が浸入し、下地材が腐食します。

2. 破片落下による事故
   風雨で剥離した破片が落下し、怪我や事故の原因になります。

3. 修繕費用の増大
   劣化が進むと修繕範囲が広がり、工事費用が増加します。

かすみがうら市で屋根工事をご検討の方へ！

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