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堺市南区にて雨漏りしている瓦屋根の棟瓦取り直し工事|強化棟工法で施工して耐震性や耐風性を向上させました
更新日:2025年1月21日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
本日は堺市南区にて雨漏りしている瓦屋根の修理の様子をご紹介します。
室内の広範囲に雨漏りが起こっており、瓦がズレたり漆喰・屋根下地材が劣化している状態でした。
お客様へは部分的な補修と屋根全体工事の2パターンのご提案を行い、部分的な補修工事のご依頼をいただきました。
今回のブログは「強化棟工法」による棟瓦取り直し工事の様子です。
強化棟工法(きょうかむねこうほう)とは?
従来の棟(むね)の施工方法に比べて、耐震性や耐風性を向上させた施工技術です。
屋根棟内部に「棟補強金物(むねほきょうかなもの)」や「芯材(しんざい)」を使用し、瓦を下地にしっかり固定することで地震や台風などによる棟瓦のズレや脱落を防ぎます。
近年の建築基準法や耐震基準に基づき、特に地震の多い日本で注目されており、防災棟や強力棟とも呼ばれます。
まず、既存の棟を解体して撤去します。下地の劣化部分(葺き土・漆喰・木材など)を取り除き、きれいに清掃します。
下地が弱っている場合は、そのまま棟補強金物を取り付けても固定力が強化されないため、下地の状態をしっかりと点検します。
大棟を解体すると、
棟際の瓦の長さが足りていないことがわかりました。
これも雨漏りの一因になっていたと見られます。
「棟補強金物」という金具を一定の間隔で屋根下地に取り付けます。屋根下地にビスで固定することで、地震や強風による棟瓦のズレや落下を防ぎます。
棟補強金物に「芯材」という木材をはめ込み、取り付けます。ステンレスビスを使用し、金物に固定しました。
この芯材はこれから取り付ける冠瓦の芯となります。
芯材の周りに「なんばん漆喰」を詰めます。
なんばん漆喰は従来の漆喰に特殊なシリコンや防水材が配合されています。
柔軟性がありひび割れしにくく、防水性や耐久性にも優れています。
漆喰を使う場所だけでなく、葺き土の代替品としても利用できます。
詰めた漆喰の上に「冠瓦(かんむりかわら)」と呼ばれる瓦を被せ、取り付けます。冠瓦は
止水パッキン付ビスで留め、芯材に固定しました。
ビスにパッキンが付いているため穴の隙間から雨水が浸入せず、防水性を確保できます。
今回はのし瓦を使用せず棟に直接冠瓦を被せるため、高さが出ず、風の影響を受けにくくなります。
また、棟全体の重量が軽減されて地震時の建物への負担を減らし、耐震性の向上につながります。
▶
瓦屋根を更に軽く!棟瓦の乾式工法で住宅の耐震性を向上
雨漏りしていた棟の取り直し工事が完了しました!今回は「強化棟工法」による棟瓦の取り直し工事を施工し、耐震性と耐風性を向上させることができました。
長年メンテナンスを行っていない瓦屋根は地震や台風などの被害を受けやすいです。
巨大地震が近いと言われている昨今、地震に備えるためにはお住まいの耐震性を高めることが重要です。
当店では棟取り直し工事だけでなく瓦屋根の様々な施工実績が多数ありますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
【参考】高石市にて強化棟工法で棟瓦積み替えを行った現場
▶早めの棟瓦の修理で自然災害・悪徳業者による不安を完全払拭!
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