大型倉庫内にて複数個所から雨漏れ！調査へ行ってきました！

お疲れ様です！奈良南店です。
今回は大和郡山市にある延べ面積700㎡以上ある大型倉庫にて
「複数個所から雨漏れしているのでみてほしい。」とのことで無料調査へ行きました！

ALCパネルとは

いざ行ってみると、、ALCパネルの外壁は下地が剥き出しで放置、さらに目地部分のコーキングもひどく劣化していました。
ここで話が飛んでしまいますがALCパネルについて説明します。

ALCパネルとは
総称：Autoclaved Lightweight aerated Concreteといいます。
日本語では軽量気泡コンクリートと呼ばれています。
珪石、セメント、生石灰、アルミ粉末を主原料とされており、高温高圧蒸気養生という独自の製法です。また、軽量で多孔質（表面に穴が開いていること）なコンクリート板のことです。
ALCパネルの特徴
良い点
軽量：コンクリートって思いイメージがあると思いますが非常に軽く、施工が容易！
高強度：軽量なのに高い強度を持っています。
断熱性：ALC内部にある気泡が断熱性があり冷暖房の削減に繋がります！
耐火性・耐久性：不燃材料で火に強く有毒なガスも発生しない、長寿命でメンテナンスが容易にできる。
悪い点
防水性：水に弱く、吸水性が高い。
衝撃性：柔らかい素材なので強い衝撃を受けると割れやすいです。
打ち込みが複雑：ねじや釘の打ち込みが難しく、下地処理が不十分な時がある。
価格：サイディングなどと比較すると価格が高いです。

ALCの目地部分がひび割れ

まず雨漏れが起きている箇所を確認してみると、、、、
遠くから見てもひび割れがわかりました。

ひび割れが起きるとどうなるのか？
ひび割れた部分から雨水が入り雨漏りのリスクが高まります。

なぜコーキングはひび割れするのか。
経年劣化もしくは施工不良が原因でひび割れは発生します。
経年劣化ですと、
紫外線による影響・温度差による材の収縮・可塑剤の劣化による弾力性の喪失
などがあります。
施工不良ですと、
2枚目の写真を見ると分かりますが、目地部分にコーキングが施されていないんです。
ALCパネル自体吸水しやすい、かつコーキングもしていないとなると雨水も侵入し放題です。
コーキング材の量が少ない・外壁材との相性が良くないコーキング材
プライマーの塗り忘れなどがあります。
プライマーとは簡単に説明すると接着剤です。
プライマーを塗らないとコーキングがすぐ剥がれるので非常に大事な工程です！！
ALCパネル外壁防水塗装もしていない＆目地部分にはコーキングもしていないこともあって雨漏れが発生していました。
「外壁材はALCパネルでお家建てたいな～」ご検討されている方は
定期的に点検依頼してください

雨漏れや外壁屋根塗装のことはお任せください！！

最後まで読んでいただきありがとうございます！
今回は屋根にも錆があり屋根塗装の提案と、外壁塗装、コーキングによる提案もさせていただきました！
雨漏れ以外に少しでも心配なことがあればご連絡ください！
無料調査致します！！

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