北面コケ・南面色褪せが目立つ屋根

こんにちは！街の屋根やさん山梨店です。

今回は、北杜市の色褪せ・苔が多い急勾配屋根をSGL鋼板で葺き替え工事しました。施工品質に拘り低予算を実現です。屋根カバー工法(ルーフカバー)での①棟板金後外し、②防水シートパッチ座金釘止め固定、など高等テクニックを駆使し完工しました。

屋根材の隙間から大きなコケ・藻が発生し、成長と共に屋根の隙間を拡大している状態でした。屋根南面で紫外線劣化・北面で微生物による腐食のダブルパンチが屋根を襲っていました。

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塗装も可能ではありますが、フッ素塗料でも10年～15年の耐用年数です

お写真では、屋根材を既に1枚新しいものと差し替えていらっしゃることがわかります。塗装工事では、上に塗膜を作り保護することはできますが、破損までは抑えきれません。

また屋根塗装の場合、塗料にも建物の周辺環境にも左右されますが、目安は下記の図となります。

反面、屋根カバー工事では真新しい屋根材を上から覆い、全く新しい屋根へと生まれ変わります。最もコストパフォーマンスの高い屋根工事だと言えます♪

【カバー工法のコストパフォーマンスの高さ】

– 屋根カバー工法は葺き替え工事に比べてコストが抑えられるため、屋根塗装と比べ、長い目で見ると経済的なメリットがあります。
– 工期が短いため、人件費も少なく済みます。これにより総合的な費用が低く抑えられる点が魅力です。
– カバー工法は施工費用だけでなく、メンテナンスや修理の際にもコストが抑えられるため、総合的なコストパフォーマンスが高いです。

何より、最新式の屋根材で2重になるため、工事後の安心感が違います。

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施工難易度は高いですが、安い材料を使用することで工事費用を削減しました

その分、屋根材は林に囲まれ湿気が多い立地であるため、錆びに強い材質を選ぶ必要がありました。

SGL鋼板というガルバリウム鋼板以上の耐食性のある屋根材をご提案しました。

海からの浜風による塩害・林からの湿気による錆びを防ぐ次世代型の屋根材です。

豊富な施工実績から、お客様のニーズに最も適した屋根材・屋根工事をご提案いたします。屋根のことはわからないのは当然でございます。

弊社、営業スタッフから精一杯解説いたしますので、是非屋根に詳しくなって頂き、ご納得・不安ゼロの状態から屋根修理・工事でよりよい邸宅を一緒に作っていきましょう(*’▽’)

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屋根高圧洗浄乾燥後、屋根の下葺き材を敷設します

屋根北面のコケ・藻を綺麗に除去してから、軒先から防水シートを敷設していきます。

急勾配屋根ですので、屋根足場を使い丁寧に作業してまいります。

今回の邸宅は、外壁は綺麗な状況でしたので外壁塗装の必要性はない、と営業スタッフからお伝えいたしました。

不要な工事は、とことん省いたお客様目線のお見積りに自信があります( ｀ー´)ノ

硬く粘着層がないマルエスカラールーフィングで工事費削減

マルエスカラールーフィングは、弊社が普段屋根カバー工事で使う改質アスファルトルーフィングに比べ安いです。

・粘着層(裏にシール)がなく屋根にタッカーなどで固定する必要性がある。

・ゴワゴワと明らかに硬く頑丈→皴になり易い。

といった欠点があります。

そこを弊社の営業スタッフは見抜いておりました。

実は、急勾配の屋根では、逆にルーフィングが重力で垂れさがるため、皴になり難い特徴があるのです。

また、弊社自社職人もタッカーでの固定は避け、パッチ座金釘止めという手法を取り入れて小さな穴すら許さない手の入れ込みようです。

高い材料で高い施工技術が一番なのは分かり切っていますが、安い材料でそれを凌駕する高い施工技術で仕上げる屋根業者では皆さんはどちらを選びますか？

破風板金カバー工事の様子です

お写真1枚目の黄色いマークの部分や、全体的に破風の板金が傷んでおりました。

こちらも屋根と同じく、既存の板金を残し上から新しい板金で包みカバーします。

破風が木の邸宅も多いですが、塗装メンテナンスで追いつかない場合は、破風板金巻き工事をお勧めいたします。

一度の工事で、耐久性の高く・美しい破風ができるため、今後のメンテナンスコストを抑えることができます。

破風板は雨・風・紫外線のダメージを常に浴びています。塗装はm1,000円～実施いたします。破風板金巻き工事も、破風板自体が腐食してしまっては工事費用が拡大します。是非弊社の建物無料点検をフル活用されてくださいね。

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元々のスレート屋根・防水シート・SGL鋼板と重ねます

屋根カバー工事は屋根材は2重になります。

更に屋根の下葺き材である防水シートも敷設するので、3重で防水することになります。

①既存屋根

②防水シート(防水紙・ルーフィング)

③SGL鋼板屋根

お写真の黄色いマークの屋根と外壁の取合い部分は、外壁からの伝い水で室内に漏水しやすい部分となります。

外壁との取り合いは雨漏りし易いので、確実な施工が求められます

L字型の板金を屋根面・外壁面にコーキングを使い、確実に設置することで漏水・雨漏りを防いでおります。

役物板金で押さえて、雨仕舞いしていることから『雨押え板金』『雨押え水切り』などと呼ばれます。

弊社はどんな急勾配屋根でも確実・丁寧な施工をしており、お客様に屋根の美しさと共に、長期間の安心をご提供しております。

お写真は工程毎にお纏めし、お客様に工事完了報告書としてご提出いたします。屋根の上ですし、ご不在時での工事も多いですので、大変ご好評いただいております。

確実に軒・ケラバから棟(頂き)にSGL鋼板を横葺きで設置していきます

急勾配・複雑屋根を屋根カバー工事し、弊社の職人の高い板金加工技術でリーズナブルな工事費用を実現し、圧倒的耐用年数・耐久性を誇る(30年超え)屋根に仕上げました。

屋根塗装工事の2回分以下の費用で、30年以上の耐用年数がある画期的な屋根材にすることが出来るので、検討の価値ありですよ(*^^)v

１枚目お写真の手前の黒い面が、ケラバ板金となります。
ケラバ板金は、屋根の外側に突き出た部分を覆う板金であり、雨水の吹き込みを防ぐ役割があります。

確実に雨仕舞いして雨水の侵入・風の巻き込みを防ぎます。

建物正面からの雨が当たることも多いですので、確実に板金で防水処理します。

軒先からSGL鋼板を設置し、棟板金を交換します

ケラバ板金・軒先板金から棟(屋根の頂き)に向って屋根材を敷設していきます。

最終的に、棟板金(むねばんきん)の部分に到達します。
本来は、屋根カバー工事の最初の段階で、棟板金はじめ板金(役物)は撤去します。

今回は、棟部分の板金が外れたり、経年によって腐食が生じていたので後の工程に回しました。棟板金が外れると雨漏りする可能性があるため、最後に交換することで雨漏りのリスクを低減させました。

役物板金後外しという高等テクニックです。

新しい棟板金を加工します

お写真はSGL鋼板を加工し、棟板金を作成している様子です。

鋼板をただ切断するだけではなく、両端の部分は包み込むように内側に折り込み防水性を高めています。

雨水だけではなく、風も入り込むことのないようにし、棟板金の飛散事故も防ぎます。

内側をコーキングし、棟板金の固定力を高めます。

貫板に棟板金を取付けます

お写真の新しく設置した貫板に、先程のL字型に加工した鋼板を取付けします。

– 貫板を設置することで、棟板金の固定面積が広がり、より安定した固定が可能となります。
– 貫板が棟板金と直接接触することで、風や外部の力による揺れを軽減し、棟板金の耐久性が向上します。
– SUSビス(特殊なネジ山の抜けにくいビスです)を使用することで、棟板金が緩むことなくしっかりと固定され、長期間安心して使用することができます。

複雑な屋根も綺麗で頑丈な屋根に仕上げます

お写真のように急勾配であり、複雑な屋根形状でしたが丁寧に板金加工で綺麗に仕上げました。

確実な施工手順を踏み綺麗に仕上げられた屋根は、防水性・耐久性の高い屋根と思っていただいて大丈夫です。

今回のこちらの邸宅で、単純な屋根カバー工事のお見積もり金額は税抜き８０万円程度です。足場代が15万円となります。

それでいてSGL鋼板のメーカー保証が
となっています。
２５年といいますと、塗装メンテナンスを２～３回程度行わなければ、いけませんので非常にコストパフォーマンスが高いです。

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弊社は北杜市の屋根・外壁修理塗装工事を得意としております！