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広島市南区、「カラーベスト屋根の一部が割れて樋に引っかかっている」とのご相談で屋根の無料調査へ
更新日：2024年11月5日
【現場情報】築年数：約15年、木造2階建て住宅
屋根材：カラーベスト
外壁：窯業系サイディング
今回ご相談をいただいたのは、カラーベストが使用されたスレート屋根になります。
カラーベストとは、セメントと繊維質を混ぜて作られた、平らな形状の屋根材のことです。
日本の住宅で広く使われているスレート屋根の一種で、軽量で扱いやすく、比較的安価なことが特徴です。
スレート屋根材の耐用年数は、新築から20～30年程度と言われていますが、メンテナンスは新築から7～10年で必要になります。
屋根を下から見た写真です。屋根の一部が割れて樋に引っかかっていますね。
「スレート屋根のひび割れを見つけた」「欠けている」といったご相談を受けることがあります。
そうした場合に、
補修した方が良いのか？雨漏りの心配はあるか？などのお悩みを持たれることかと思います。
スレートの補修には屋根の劣化状況に応じた補修方法が必要になってきますよ！
今回は、劣化状況に応じた補修方法をご紹介しますので、参考にしていただければと思います(^^♪
過去に街の屋根やさん広島中央店が調査を行った現場屋根の写真です。屋根の一部にひび割れが見られます。
劣化状況：レベル①ひび割れや小さな欠けスレートのひび割れや小さな欠けは、スレート屋根材の劣化症状のひとつです。長時間照りつけられた紫外線によってスレートの表面にある塗膜が劣化し、防水性能が落ちていきます。雨水を吸収したスレートは晴れた日には乾燥して収縮し、雨の時にはまた水を吸い込んで膨張します。それを繰り返すことで変形したり、素材が弱くなったりすることでひび割れが起こります。
ひび割れや小さな欠けがすぐに雨漏りに繋がるわけではありませんが、放置しておくと下地を傷めてしまい、雨漏りの原因となってしまう可能性はありますよ！
ひび割れや欠けが小さい間に、コーキング材や専用材で補修するのがおすすめです。
広島市南区の現場を屋根の上から見た写真です。屋根材が一枚剥がれて落下している状況です。
屋根材の剥がれは一枚でしたが、屋根全体的に色褪せや苔の発生が見られました。塗膜の劣化が見受けられます。
新築から7年～長くても10年程度を目安に塗装メンテナンスをすることで、美観と防水性を回復させましょう！
劣化状況：レベル②割れ・剥がれ
割れや剥がれが起こる原因としては、強風で何かが衝突した、経年劣化による少しの割れや浮きが台風であおられてしまった、ということなどが考えられます。スレート屋根材は軒先から順に釘で固定されているため、日本瓦のように欠けた瓦のみを差し替えようとすると、その下の防水紙まで傷めてしまう恐れがあるのであまりお勧めはできません。
部分交換よりも全面の葺き替えやカバー工法をした方がよい場合があるため、お客様の予算もご相談のうえ、最適な工事をご提案できたらと思います。
劣化症状：レベル③広範囲の割れ・剥がれ
スレートが広範囲に割れていたり剥がれていたりしている場合は、葺き替えや屋根カバー工法を選択することをおすすめします。台風や強風によりスレートが大きく剥がれてしまった場合や、小さな割れでも多数症状が出ている場合、スレート自体が経年劣化により傷みが激しく脆くなっている可能性が大きいです。そういった場合、葺き替えや屋根カバー工法のリフォームをするタイミングといえます。
南区の現場では、屋根材の剥がれは一か所のみだったため、部分補修で補修が可能な状態と言えます。
しかし、屋根全体的に塗膜の劣化が見られるため、
屋根塗装でのリフォームをご提案させていただきます。
スレート屋根は主成分がセメントのため、施工時に塗装で塗膜保護されていますが、経年とともに劣化していきます。
色褪せや苔・藻の発生が見られた場合は、劣化してきているサインになります。
しかし、この時点で塗装メンテナンスをしておけば、美観は改善されて、耐久性も維持することができます(^^)/
ダメージが進み、屋根材の反りや浮きが出始めると塗装だけでは元には戻らずに、反りや浮きから雨漏りに繋がります。
できる対策は早めに行い、安心できる屋根で過ごしていただきたいと思っております！！
▼スレート屋根（コロニアル、カラーベスト）のチェックポイントとメンテナンス方法
街の屋根やさん広島中央店ではお住まいの状態に合わせた最適なリフォーム工事をご提案いたします。
どんなお悩みがある方でもお客様のご要望にできるだけお応えできるよう心掛けております。お気軽にお問い合わせください。
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