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熊本市中央区の店舗ビル天井でシミが発生!雨漏りではなくエアコン冷媒配管の結露が原因でした
更新日:2024年10月28日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は
熊本市中央区の店舗天井にシミが発生し現地調査を行った様子をご紹介します。
雨漏りと思われていましたが、天井裏を点検するとエアコンの冷媒配管の結露が原因と判明しました。
当店ではビルや店舗の漏水調査・修理も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
熊本市中央区にある店舗で「天井にシミができている」とご相談をいただき、現場へ伺いました。
天井に黒いシミが数カ所できていました。シミができていると店舗の印象に悪影響を与える可能性があります。
ご相談いただいた店舗は
5階建てビルの3階にあり、上階にも店舗があるため、
通常の雨漏りとは考えにくい状況でした。
天井にシミができる原因は、雨漏りだけとは限りません。シミができる原因として、主に以下の4つが考えられます。
1. 雨漏り | 屋根や外壁の劣化、防水層の破損などにより雨水が侵入し、天井にシミとして現れることがあります。台風や強風の後にシミが広がる場合は、特に雨漏りの可能性が高いです。 |
2. 水漏れ | 水道管などの設備の劣化・破損によって水漏れが発生し、天井にシミができることもあります。特に浴室やキッチン周辺など水回りの場所にシミがある場合は水漏れを疑う必要があります。 |
3. 結露 | 湿気の多い環境や断熱性の低い部屋で発生しやすく、冷暖房の効き具合や換気不足が原因となります。屋根裏の換気対策や断熱処理が不十分な場合、屋根内側の空間で生じた結露により天井にシミが現れることもあります。 |
4. 害獣による被害 | ネズミや鳥、コウモリなどの小動物が天井裏に侵入し、その排泄物によって天井にシミが生じることもあります。雑菌や病原菌、寄生虫などを持ち込む可能性もあり、二次被害に繋がる可能性も高いため、早期に対策することが重要です。 |
シミの原因を特定するため、天井点検口から天井裏に入って調査しました。
天井にシミができた辺りには、エアコンの冷媒配管が張り巡らされていました。
冷媒配管の下にシミができていました。
配管の割れなどは見られないため、恐らく結露で水滴が落ちているのではないかと考えられます。
冷媒配管は液体冷媒とガス状冷媒を運ぶ役割をしており、冷房を使用する際には冷たい冷媒(フロンガス)が通っています。
そのため、配管の周りをしっかり断熱しないと結露が発生する原因になります。
今回のケースでは、冷媒配管がきつく束ねられており、空気層が少なくなっていたようです。
また、天井裏にスペースがあまりなく、照明器具やエアコン本体の熱が天井裏にこもりやすくなっていたことも結露の原因の一つになっていたようです。
お客様にシミの原因が結露であることをお伝えし、対策をご提案しました。
保温材を巻くことで結露を防ぎ、シミができた天井も部分的に張り替えることで美観性を回復できます。
こちらの店舗は年中無休のため、日中に工事を行うことができません。そこで、夜間に工事を行うようにご提案し、工事のご依頼をいただきました。(※夜間工事の場合、別途夜間作業料金をいただきます)
▶工事の様子はこちら
今回のケースのように、天井にシミができる原因は必ずしも雨漏りとは限りません。
エアコンなどの設備機器による結露や、上階からの漏水が原因となることもあるため、まずは原因を特定することが大切です。
街の屋根やさん熊本店では、屋根の雨漏りだけでなく、店舗や建物内部の漏水調査や修繕工事にも対応しております。
天井のシミや水漏れでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
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