調査の経緯

みなさま、こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店です！

本日は、福岡市西区で実施した屋根の雨漏り調査をお伝えします！

集中豪雨で1階と2階で雨漏りが発生してしまったというお客様からのご相談で、さっそく調査へうかがいました。
太陽光パネルがついた屋根は、経年劣化が進み、黒ずみ、ひび割れ、欠けが多数見つかりました。
雨漏りが悪化しないよう直ちに修理が必要であると判断し、屋根のカバー工事をご提案しました。

【カバー工事とは？】
屋根のカバー工事とは、既存の屋根に新しく防水シートと屋根材を重ねて施工する工法です。
下地から直す葺き替え工事より短期間かつ低コストでのリフォームが可能になります。

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▶︎屋根カバー工法を行う5つのメリットをご紹介！かかる費用と日数は？

調査の結果

太陽光パネルが設置された屋根

今回調査した屋根には、大きな太陽光パネルが設置されていました。
太陽光パネルの有無によって、屋根のリフォーム方法や費用は異なります。

1階でも2階でも雨漏りが発生している今回のような場合、太陽光パネルを一旦外してから、カバー工事もしくは葺き替え工事をすることになります。
太陽光パネルは非常にデリケートですので、正しい取扱い方法を知らないまま工事をすると、思わぬトラブルを招きかねません。

以下の記事では、太陽光パネルを設置した屋根の塗装やリフォームについて解説していますので、一緒に読んでみてください。
▶︎必見！太陽光パネルを設置した屋根を塗装する際の注意点

色褪せて黒ずんだコロニアル

屋根全体が色褪せて黒ずんでいるのがわかりますね。
雨漏りしているので、経年劣化で屋根材と防水層がかなり傷んでいることも推測されました。

お客様宅の屋根は「コロニアル」と呼ばれる化粧スレートです。
化粧スレートとは、主原料のセメントに繊維素材を混ぜて薄く成形した屋根材で、一般住宅の屋根に広く採用されています。
化粧スレートの寿命は20〜30年といわれていますが、美観と機能を維持するためには7〜10年を目安に塗装するのが望ましいとされています。

以下の記事では、スレート屋根の劣化を見抜くポイントと適切なメンテナンス方法を紹介しております。
▶︎スレート屋根（コロニアル、カラーベスト）のチェックポイントとメンテナンス方法

ひび割れと欠け

ひび割れと欠けが至るところで見つかりました。
屋根材が欠けているところは穴が空いているのと同じ状態です。
雨水が浸入して、防水シートと下地へダメージを与えていたことがわかります。

化粧スレートのひび割れや欠けは、雨漏りの原因につながります。
以下の記事では、劣化の状態によって異なるスレートの補修方法や工事内容を紹介していますので、合わせてご一読くださいませ！
▶︎スレートの欠けや割れは補修が必要？レベル別補修方法