神戸市中央区にて雨漏りが発生していた天窓

築20年のスレート屋根に取り付けられた天窓は、長年の太陽熱によって枠が膨張し、コーキング材にはヒビがかなり生じていました。

お客様は「将来的なリスクを完全に取り除いておきたい」という要望をお持ちだったため、今回は天窓をガルバリウム鋼板でカバーする方法を提案し、施工することになりました。

天窓の劣化は、太陽光や紫外線、気候条件の影響で時間と共に進行します。

特に、長期間の紫外線によって材料が収縮・膨張を繰り返し、最終的にはガラスにヒビが入ったり、雨漏りが発生することがあります。

天窓の劣化を防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが非常に重要です(*^^*)

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天窓からの雨漏りはなぜ起きる？

天窓からの雨漏りが発生する主な原因は、天窓の設置方法や経年劣化、天候条件によるダメージなどが挙げられます。具体的には以下のような要因があります。

1. シーリング材の劣化

天窓と屋根の接合部分に使用されるシーリング材が、時間とともに劣化すると、ひび割れや隙間が生じ、そこから雨水が侵入することがあります。特に紫外線や温度変化の影響で、シーリング材は硬化・収縮しやすく、定期的なメンテナンスが必要です。

2. 天窓ガラスの破損

天窓のガラス自体にヒビや割れが発生すると、そこから雨水が浸入します。ワイヤー入りガラスの場合、長年の熱膨張・収縮によってヒビが入ることがあり、これが雨漏りの原因になることがあります。

3. フレームや周辺構造の劣化

天窓のフレームや周辺の屋根材が経年劣化し、接合部に隙間ができたり、固定が緩んだりすると、雨水が漏れやすくなります。特に、雨水の流れが集中する天窓周辺では、排水が不十分になると浸水リスクが高まります。

4. 設置方法や施工不良

天窓が適切に設置されていない場合や、施工不良があると、雨水の流れが正しく処理されず、漏れが発生することがあります。特に天窓周辺の防水処理が不十分だと、雨漏りが発生しやすくなります。

5. 屋根材や防水シートの劣化

天窓の周りにある屋根材や防水シートが劣化すると、雨水が侵入する恐れがあります。特に、天窓付近は屋根材の重なりが少ないため、防水処理が重要です。

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神戸市中央区×雨漏りしている天窓の板金カバー工事　①防水シートで覆う

既存の天窓の上に防水シートを敷設します。

このシートは、雨水や湿気の侵入を防ぎ、屋根内部への浸水を防止する非常に重要な素材です。

現代の屋根工事では、この防水シートは全体に必ず使用され、特に水が溜まりやすい場所で効果を発揮します。

防水シートは年々耐久性が向上しており、紫外線や気温の変化にも強いため、長期間にわたって屋根を保護する役割を果たしてくれます(*^^*)

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神戸市中央区×雨漏りしている天窓の板金カバー工事　②断熱材の固定

次に、天窓部分に断熱材であるカネライトフォームを設置します。

この断熱材は、軽量で高い断熱性能を持っており、室内の温度変化を抑える役割を果たします。

特に天窓部分は外気の影響を受けやすいため、カネライトフォームを使用することで、冷暖房効率を高め、省エネルギーにも役立ってくれます(*^^*)

また、耐水性があるため、湿気による劣化を防ぎ、長期間にわたり安定した断熱効果を発揮します。

これで、断熱性と防水性を兼ね備えた下地が完成します(^^)/

神戸市中央区×雨漏りしている天窓の板金カバー工事　③水切り板金の施工

次に、天窓の枠周りに水切り板金（ガルバリウム鋼板）を固定しています。

水切り板金は、屋根面と枠の隙間から雨水が浸入しないようにするための重要な部材です。

今回は、錆に強く耐久性の高いガルバリウム鋼板を使用しており、長期間にわたり屋根や天窓周辺をしっかりと保護します(^^)

板金職人が現場で正確に加工し、枠にぴったりとフィットさせることで、雨水の浸入リスクを大幅に軽減し、見た目にも綺麗な仕上がりとなります！

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神戸市中央区×雨漏りしている天窓の板金カバー工事　④板金カバー

天窓全体を板金でカバーしています。

これにより、天窓のガラス部分を完全に覆い、雨漏りや破損のリスクを徹底的に防ぎます。

ガルバリウム鋼板で天窓部分が完全に密閉されることで、断熱性も向上し、室内環境がより快適になります(^^)/

神戸市中央区×雨漏りしている天窓の板金カバー工事　⑤コーキング～完工

最後に、ビス部分や屋根との境目、板金のジョイント部分にコーキングを打設して仕上げています。

この工程により、隙間を完全に密閉し、雨水や湿気の侵入を防ぐための防水対策が強化されます(^^)

コーキング材は柔軟性があり、温度変化や建物の動きにも対応できるため、長期間にわたり防水性能を維持します。

以上の工程で全ての作業が完了し、天窓部分はしっかりと保護され、雨漏りの心配がなくなりました！

雨漏りのリスクもなくなり、お客様も安心してお住まいいただける状態です(*^^*)

この度は誠にありがとうございました！

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家の外装では、ひび割れや小さな劣化症状を放置してしまうと、予想以上に建物内部にダメージを与える原因となることがあります。

放置すれば、カビや腐食が進行し、家の価値が下がるリスクも高まります。

今回は、リスクを抑えるため、カバー工法を用いて天窓修理を実施しました。

建物の劣化状況や予算、家主様のご希望に応じた最適なメンテナンスプランをご提案いたします(*^^*)

お住まいを守るためのアドバイスや具体的な修理方法をご案内いたしますので、お気軽にご相談くださいね！

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