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宝塚市 セキスイ瓦の葺き替え工事 緩傾斜に強い屋根材は?
【工事のきっかけ】
宝塚市のお客様より
「自宅の屋根はセキスイ瓦を使用していますが、調べたところ、どうやら欠陥があるようで、層間剝離が発生しています。剥がれた破片が周囲に落ちるなどの問題が続いており、全面的な葺き替え工事を検討しています。
屋根の傾斜が緩やかなため、他の業者さんからは立平という屋根材を勧められました。
御社でも一度現状を確認していただき、葺き替え工事のお見積もりをお願いできればと思います。」
とお問い合わせいただきました。
現地で直接状態を確認すると、屋根はきれいな部分と層間剝離がひどい部分とかなり差がある状態でした。
他社さんと同じく今回は立平の屋根材が適当と判断し、葺き替え工事のご提案をさせていただきました。
屋根の状態はこれ以上放置できないとのことで、ご成約いただきました。
基本情報
- 施工費用:仮設足場150,000円 屋根葺き替え2,400,000円
街の屋根やさん宝塚店の魚住です。
本日、ご紹介する施工事例は宝塚市で行った「セキスイ瓦の葺き替え工事 緩傾斜に強い屋根材は?になります。
セキスイ瓦は、積水化学工業株式会社が製造していた屋根材の一つで、主に住宅の屋根に使用されていました。
この瓦は、セメントと繊維強化プラスチック(FRP)を主な素材としており、軽量で強度が高いことが特徴です。
また、耐久性に優れ、色褪せしにくい塗装が施されています。
セキスイ瓦は、施工が比較的簡単で、耐風性や耐震性にも優れていることから、多くの住宅に採用されていました。
しかし、製品の一部には製造過程で問題があり、層間剝離(層が剥がれる現象)が発生することが報告されています。
これにより、屋根材が劣化しやすくなり、雨漏りのリスクや瓦の破片が落下するなどの問題が生じることがあります。現在では、こうした問題を受けて、セキスイ瓦の使用が見直されるケースも増えています。
今回のお客様も瓦の破片が落ちてくる問題が出てきていましたね。
改善策として緩傾斜には最適な立平で葺き替え工事を行っていきます。
「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」
など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください!
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この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。
こちらが、今回緩傾斜な屋根に強い立平を用いて、セキスイ瓦の葺き替え工事を行う現場になります。
【建物情報】
・エリア 宝塚市
・築年数 40年以上
・2階建て木造住宅
・屋根材 セキスイ瓦
・現在 ひび割れ 剥がれあり
既存のセキスイ瓦は層間剝離と呼ばれる現象が発生しており、剥がれた破片がお家の周囲に落下してくる状態とのことでした。
層間剝離は温度変化などの影響により屋根材が膨張と伸縮を繰り返すことで起こる現象です。
今回の現場は高台に建築されており、資材の運搬などが必要でした。
こういった現場の場合、資材の運搬費がお見積もりに含まれますのでご了承ください。
今回の現場では別途運搬費として80,000円頂戴しております。
このように、葺き替え工事を行う前のセキスイ瓦は、層間剝離が進行していて割れがひどい状態でした。
こうなってしまうと、塗装をしても元に戻すことは難しく、屋根材そのものを交換する必要があります。
ただし、この現場の屋根は緩やかな傾斜があるため、どんな屋根材でも使えるわけではありません。
そこで今回は、緩傾斜の屋根に最適な「立平」と呼ばれるガルバリウム鋼板の屋根材を採用することになりました。
それでは、宝塚市で行ったセキスイ瓦の葺き替え工事の流れを、工程ごとに詳しくご紹介していきます。
今回は、大屋根と下屋根を合わせて150㎡ものセキスイ瓦を、新たに立平と呼ばれるガルバリウム鋼板の屋根材に葺き替える工事となります。
立平は、特に緩傾斜の屋根に強い特性を持っているため、この現場にぴったりの屋根材です。
まずは仮設足場を設置し、安全対策を万全にした上で作業を行います。
この現場では、屋根の半分に金属製の瓦棒屋根が使われ、その上にセキスイ瓦が葺かれているという特殊な構造でした。
こうした複雑な状況でも、しっかりと現状を把握し、適切な施工方法を選択して進めていきます。
セキスイ瓦の撤去ができました。
下地の木材が見えており、その下に瓦棒と呼ばれる金属の屋根材が葺かれている状態でした。
この瓦棒は撤去せず、上から新しい下地材を取り付けていきます。
釘を抜いて撤去する際は、釘や廃材などを落下させないように注意して作業を行います。
このセキスイ瓦にはアスベストが含まれていますが、取り外すだけであれば粉塵は出ないのでご安心ください。
ただ、処分費用が少し高くなるのでご了承ください。
下地の補強を行います。
垂木と呼ばれる木材を屋根が流れている方向に取り付けます。
こうすることで骨組みが強化されます!
この垂木は屋根の骨組みの一部として機能するだけでなく、空気層もできるので断熱効果も高まります。
また、今回は瓦棒の上に下地補強を行っているので、瓦棒の凹凸を解消する目的もあります。
垂木で下地の補強ができたら、下地用合板を貼ります。
今回は厚さ12ミリのものを使用します。
既存の下地と異なり、厚みがあるものを使用しています。
下地用合板は耐久性を確保する為に、十分な厚さがあるものを選ぶ必要があります。
また、隙間なく貼り適切な間隔でビスを打って垂木に固定することが重要です。
これで下地の補強は完了です。
この上からであればどんな屋根材を葺いても安心です。
屋根の葺き替え工事ではこの下地補強は必ず必要な作業となりますので、他社で見積もりする際なども必ずこの費用が入っているか、確認されると良いかと思います。
屋根の葺き替え工事で最も重要な工程ともいえる防水シートを貼っていきます。
防水シートを正しく貼った段階で、すでに雨漏りの心配はなくなります。
防水シートには雨水を遮断してくれるだけでなく、屋根下地の腐食を防いでくれたり、結露によるカビのリスクを減少させてくれます。
通常の防止シートの耐用年数は25~30年となります。
今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートを使用します。
従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。
施工が比較的容易で、耐久年数も35年以上と長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです!
緩傾斜にぴったりの立平を葺いていきます。
今回の葺き替え工事で使用した立平は「津熊鋼建 アーカイブ立平333」というものになります。
色はブラウンを使用しています。
その名の通り、縦葺きの屋根材なので屋根の傾斜が緩くても雨漏りする心配はありません。
今回のように屋根の傾斜によって適した屋根材が異なりますので、きちんと知識のある専門業者に相談することが重要です。
この屋根材を葺く際のポイントとしては水上部分を立ち上げ加工することです。
これを行うことで吹き降りの雨が葺いても雨漏りすることはありません。
先ほどの下地用合板に固定していきます。
屋根材というのは屋根の傾斜や状態に合わせて選ぶ必要があります。
この立平は屋根材同士を勘合させて取り付ける仕様になっています。
ジョイント部が少なくなることから緩傾斜でも雨漏りしない屋根が出来上がります♪
仕上げ作業に入っていきます。
棟の部分に下地となる木材を取り付けます。
この部分は強風の影響を受けやすいのでステンレスのビスを使用してしっかり固定します。
下地木材と立平との間にもエプロン面戸を取り付けて雨漏り対策をしておきます。
下地木材の上に棟板金と呼ばれる板金材を被せていきます。
この棟板金は、屋根材と同じガルバリウム鋼板でできているので、屋根材同様錆にも強く安心です。
棟板金は強風の影響を受けて飛散しやすいので取り付けの際はビス止めを行います。
屋根と壁の取り合う部分には雨押さえ板金を取り付けます。
屋根と壁際の取り合いの部分からは雨が入りやすくなっているので、しっかりと防水処理を行います。
先ほどの棟の部分と同じように下地になる木材を取り付け、その上から板金材を被せて、ジョイント部分にはシーリングを挟みます。
これでセキスイ瓦から立平への葺き替え工事は完了です。
屋根の葺き替え工事を行った際には、工事保証をお付けしております。
・塗膜保証
・台風などによる屋根材の飛散
に対して15年間の保証をお付けしております。
更にアフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、ご利用ください。
今回の工事費用は150㎡の屋根面積に対して2,400,000円となりました。(別途足場費用150,000円)
Q・当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
A・セキスイ屋根が劣化の為、丈夫な屋根に替えたかったです。部分的か全体かを悩んでいました。
Q・弊社にご依頼いただく際に他社と比較しましたか?
A・他に一社比較しました。
Q・弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
A・価格と担当者のお人柄で決めました。
Q・工事が終わってみていかがですか?良かったこと・嬉しかったことを頂戴できましたら幸いです
A・工期も予定通りで、仕上がりも思い通りに仕上げていただきました。
Q・弊社を他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
A・屋根のことならレゴリスホームさんに相談してみると良いよと紹介します。
この度は、ご成約いただきありがとうございました!
屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。
ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
無理をせず、プロにお任せください。
現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ!
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