鶴見区｜下地の傷みで、屋根葺き替え工事のご提案
更新日：2015年04月10日
横浜市鶴見区で屋根の調査に伺いました。
屋根はスレート葺きで、築１９年の建物です。一度も手を掛けた事がないので「そろそろ塗装工事をしないと」という事でお問い合わせ頂きました。２０年近くの建物でも全く問題無い場合もありますし、１０年足らずで塗装が出来ないほど傷んでいる場合もありますので、どんな状態なのかしっかり調査してみましょう。
屋根の状態はあまり良くありませんでした。スレートの塗膜が殆ど剥がれてしまい、コケがびっしりと生えていました。勾配はそれ程キツくないのですが、掴まっていないと滑ってしまう位です。棟板金のジョイントも口が開いています。
棟板金を固定する釘が浮いています。下地の貫板に水が回って腐ってしまい、全く釘が浮いていない状態です。
このスレートの反りは、指で持ち上げている訳ではありません。屋根全体がこの様に反ってしまっていました。今の所雨漏りしている箇所は見当たりませんでしたが、雨水が回ってしまった事で、屋根全体の野地板が傷んでしまっていますので、今回のメンテナンスは塗装工事は不可能と判断し、葺き替え工事のご提案を致しました。古いスレートを撤去し、下地の悪いところを修理してから新たに屋根材を葺きます。
今後のメンテナンスと屋根の重量のことも考慮し、金属屋根への葺替えがオススメです。
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