袖ヶ浦市で行った屋根カバー工法（ヒランビー220使用）
更新日：2017年09月29日
本日ご紹介いたしますのは袖ヶ浦市で行った屋根カバー工法の様子です。屋根カバー工法とは、既存の屋根に新しい屋根を設置する工事のことです。一般的にはスレート屋根の工事に使われ、石綿（アスベスト）を使っているスレートでは処分に費用がかかることから屋根カバー工法を行うといったことも多くあります。また、屋根葺き替え工事にくらべて工事期間が短いのも大きなメリットです。
今の屋根に新しい屋根を作るのですが、棟板金や雪止め金具などは邪魔になるので撤去します。左写真は棟板金を撤去した屋根です。当然、新しい屋根には新しい棟が設置されますのでご安心ください。
続いて行うのはルーフィングという作業です。ルーフィングとは防水紙を設置する作業で、今回使用するのはアスファルトルーフィングという防水紙で、これを右写真のように固定して設置します。
防水紙は軒先から棟に向かって重ねることで（左写真）、水分が回り込んで屋内に入るのを防ぎます。防水紙の設置が終わると、続いて屋根材を葺いていきます（右写真）。今回は屋根カバー工法に最適な軽量の金属屋根材、ヒランビー200を使います。なぜ最適かというと、屋根カバー工法では屋根が二重になるので、どうしても重量が増してしまいますので、軽量な屋根材を使うのがベストなのです。
屋根材を葺き終わり、棟板金を設置すると屋根カバー工法は完了です。
それでは工事のビフォーアフターをご覧ください。左写真が施工前で、苔が生えて茶色っぽくなっております。それに対して施工後はまるで新築のような屋根に変わりましたね！見た目の変化も大きいですが、何よりも屋根材の劣化による雨漏りなどの心配もこれで解消されました。
屋根カバー工法については専用ページで詳しく紹介しておりますので、興味のある方はそちらも合わせてご覧ください。
記事内に記載されている金額は2017年09月29日時点での費用となります。
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