更新日：2017年09月29日

袖ヶ浦市で築35年のスレート屋根のお住まいにて、飛び込み業者から屋根の傷みを指摘され不安になりご連絡をいただきました。
お住まいは築35年とのことでしたが、築年数に応じてしっかりとメンテナンスをされてきた様子がわかります。
過去に2回ほど屋根塗装、外壁塗装を行ったとのことでした。早速、屋根の点検に入ります。

　
大屋根の状態ですが、確かに塗膜に色あせが出ているようです。一部では苔の発生なども見られました。
また、スレートの先端部分には水分が停留してしまっているのか、他の部分より傷みが進行しているようです。屋根材の反りも見られます。
棟板金では釘が浮いてしまい、下地の木材が見えてしまっていました。このように木材は一部で割れてしまっているようです。

確かに、お住まいでは屋根の劣化が進行しているようでしたがきちんとお手入れされているお住まいでしたので、下から眺めただけでは屋根が劣化しているかどうかはわかりません。
近くに高台になるような場所もありませんので訪問業者は何を見て屋根が傷んでいると判断したのかはわかりかねますが、あまり信用できる業者ではなさそうですね。

築35年ということもあり、一見すると塗装でも十分対応できるようかに思えるのですが屋根材の反りがかなり出てしまっている状態で、塗装を行ったとしても長期間の防水効果は望めません。
一般的にスレート屋根の寿命は小まめにメンテナンスを行っていた場合は30年から35年ほどと言われています。
お住まいのスレート屋根はそろそろ寿命が来ていると言えるでしょう。

しかし、雨漏りなどの発生は確認できませんので今回は屋根の葺き替え工事ではなく、屋根カバー工法にて工事をご提案させていただきたいと考えています。
屋根カバー工法とは既存の屋根材に新しい屋根を被せる、重ね葺き工法となります。
雨漏りがひどい場合には屋根カバー工法をおすすめすることは出来ませんが、
お客様邸のようにスレート屋根材で寿命を迎え塗装では対応できないといった場合に、葺き替えよりもコストがかからず、短期間で工期が終了する屋根カバー工法にて屋根リフォームを行うことが出来ます。
屋根カバー工法については専用ページをご覧ください。
訪問業者から突然、屋根の傷みを指摘されたなど少しでも怪しいと感じたらまずは屋根の専門業者にご連絡ください。
見積もり、点検は無料で承っております。お気軽0120-989-742までご相談ください。