相模原市緑区｜屋根カバー工法後にもかかわらず雨漏り発生
更新日：2017年01月27日
相模原市緑区でのお問い合わせです。こちらのお客様邸、数年前に一度雨漏りを起こし、屋根カバー工法をされたようです。しかし、つい最近になり前回工事で一緒に直した天井材に染みが…屋根カバー工法をした上で雨漏りを起こした場合、実は一番厄介な調査と補修になります。
天井材の日焼け等見る限り補修から5年も経っていないような綺麗な状態ですが確実に雨染みと、小屋裏には真新しい水跡が残っています。室内に漏水を起こしている場合、調査箇所は金属屋根、防水紙、内部のスレート屋根、防水紙と、屋根は２層にも関わらず、４層を突き破っていることになります。当然水で野地板も腐食しますので、長期間の雨漏りによっては野地板の交換も必要です。
1層目は被せた金属屋根です。散水試験で漏水箇所を確認することも出来ますが、正直なところ剥がさない限りは補修もできません。せっかくカバーしたところをまた剥がす作業を行います。不適切な施工を行うと二度手間どころでは済みません。
左写真は2層目の防水紙です。この防水紙、破れ等はありませんが重ね張りが上から下になっているようです。防水紙も屋根も下から上にかぶせるようにしなければ重ねた部分から雨水が入り込むため雨漏りに直結します。防水紙をさらにはがすと元の屋根材に水染みがはっきり残っています。間違った施工によって前回工事は水の泡になりますし再施工の費用も掛かってしまいます。今回は屋根と野地板の腐食具合も心配ですので葺き替え工事を行います。今度こそ雨漏りの起こらない屋根を施工しましょう！
記事内に記載されている金額は2017年01月27日時点での費用となります。
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