相模原市緑区｜ウレタン防水前に伸縮目地の取替補修を！
更新日：2017年09月01日
相模原市緑区で、防水層の劣化で屋内へ雨漏りを起こしてしまっているとお問い合わせを頂きました。屋上等は歩行することが多い為、防水層を保護するためにコンクリートを打設しています。このコンクリートの事を押さえコンクリートや保護コンクリート、シンダーコンクリートとも呼びます。
押さえコンクリートの場合、コンクリートのひび割れ程度では雨漏りは起きませんが、内部の防水層が破断すると雨漏り箇所が分からないまま漏水を起こしてしまいます。
また、コンクリートは熱によって収縮・膨張を起こしますので、平場のコンクリートが立上り部分を押して、躯体を破壊させることもあります。
雨漏りの原因としては排水ドレンの劣化等、様々な原因があります。
その中でも押さえコンクリートで重要な役割を担っているのは伸縮目地です。一定の区画ごとに打設されているのですが、コンクリートの収縮・膨張による割れや隙間の発生を抑えています。
時間が経年することによって硬化し、反り上がりを見せることもありますので、防水工事の際には必ず取替補修を行いましょう。
既存の目地をカッターやハサミで綺麗に取り除き、プライマーを塗布します。そこにシーリングを打設し隙間なく施工していきます。
伸縮目地に柔軟性を持たせることでコンクリートの破損を防ぎ、雨漏り防止にも繋がります。
ウレタン防水をすればその場の雨漏り自体は改善されるのですが、伸縮目地の取替によってコンクリートの破損も防ぐことが出来ますので、必ず補修をしておきましょう。
記事内に記載されている金額は2017年09月01日時点での費用となります。
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