目黒区で屋根塗装の縁切り未施工の結果、雨漏りに
更新日:2016年07月14日
雨漏りしているので見て欲しい、とお問い合わせのあった東京都目黒区のお宅へ伺ってきました。
3年前に塗装をしたそうなのですが、それから雨漏りする様になったそうです。
調査前にある程度原因の想定が出来ましたが、早速調査を開始してみましょう。
天井・壁・廻り縁に雨染みがくっきりと見えています。
大分古い跡もあればその上から最近漏った跡もあります。
一度雨漏りをしてしまうと、そこに水の流れる道ができてしまい、同じところから雨漏りする様になります。
屋根材がスレートなので、多分原因はあれです。
スレートの重なり部分に雨染みが出来ています。その前に、塗装をした様には見えないくらい塗膜が劣化しています。
案の定重なり部分が塗膜で塞がっていました。『縁切り』が行われていません。
屋根は、必ず裏側に雨水が回ってしまいます。その時の抜け道が重なり合わせの部分なんですが、塗膜で塞がっていると抜け道が無くなり、釘穴や防水紙の劣化部分等から雨漏りしてしまいます。
また、塗膜が少し切れると、毛細管現象により雨水を吸い込む力が働いてしまうなど、縁切りをしていないだけで簡単に雨漏りする様になってしまいます。
雨漏りが原因で、野地板が傷んでしまっているため、今回のご提案は屋根の葺き替え工事です。
メンテナンスをした様でも、その施工方法を間違えると大掛かりな工事になってしまいます。
屋根に関する知識をしっかり持った工事業者に依頼しましょう。
ご質問やご不明な点など御座いましたらフリーダイヤル0120-989-742までお気軽にお問い合わせ下さい。
記事内に記載されている金額は2016年07月14日時点での費用となります。
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