江戸川区｜屋根に換気棟を設置することで夏場の室温上昇を抑える
更新日：2017年02月06日
本日ご紹介いたしますのは江戸川区で行った棟板金設置工事の様子です。工事のきっかけは棟板金が強風で壊れてしまったことですが、新しい棟板金に交換するついでに換気棟の設置を行うことになりました。
まずは換気棟についてご説明させていただきます。
換気棟とは屋根の棟に取り付ける換気口です。通常の棟とは違い、小屋裏の換気ができるような作りになっておりますので夏場などの暑い時期に熱気が籠るのを防いでくれます。（写真左が換気棟なし、右がありの図になります）
図を見る通り、通常の棟の場合は熱気の逃げ道がなく、お部屋に熱気がこもってしまいます。特に夏場は屋根からの熱の侵入が強いので、小屋裏の温度上昇と共に部屋の温度も高くなってしまうため、エアコンの稼働率も高くになります。それに対して換気棟があると熱が換気棟から出ていくので熱気がこもらず部屋の温度を下げてくれます。また、熱気だけでなく湿気も屋外に出してくれるので、お住まいにとって天敵の結露も防いでくれるのです。
それでは換気棟の設置の様子をご紹介します。左写真のように通常の棟にも使われる貫板を設置します。そして屋内からの通気口を開けてから換気棟を設置していきます（右写真）。
換気棟から雨水が侵入しないように、しっかり雨仕舞いを行い工事は完了となります。今回は屋根塗装もご依頼いただきましたので、換気棟も屋根の色に合わせて塗装をしています（右写真）。
換気棟の取り付けたことで、夏の温度上昇を抑え湿気もこもらない快適なお住まいになりました。
お住まいの立地条件などで、どうしても家の湿気が解消できない。カビの匂いなどが気になる。そういった場合は小屋裏など見えない所で結露が発生している可能性があります。それが長年続くと躯体などを腐らせお住まいの寿命を縮めることにもなりますので早めに対策をすることが大事です。弊社ではお住まいの無料点検を行っております。家の異常など、気になることがありましたらお気軽にお問合せください。
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