江戸川区で棟の漆喰剥がれの補修前点検
更新日：2017年04月07日
江戸川区のお客様より屋根の漆喰が剥がれているので点検と見積もりをお願いしたいとご連絡をいただきました。漆喰とは瓦屋根では棟あたりで使われる石灰に粘土を練り合わせたものです。これを使って棟の土台を固めていますが、剥がれてしまうと棟自体がずれたり崩れたりしてしまうのです。瓦の寿命よりも漆喰の方が早く寿命を迎えます。陶器瓦で約60年持つと言われていますが、それに対して漆喰は10年から20年程度です。ですのでほとんどの方が10年ほどの周期で交換していることになります。
こちらが調査対象の屋根です。左写真が屋根の状態ですが、パッとみた感じでは瓦には異常はなさそうです。しかし、漆喰の部分だけをみてみると漆器が剥がれて中の土が露出しているのがわかります（右写真）。ご覧のように、漆喰は表面を固めており、その中の土が土台になっているのです。漆喰が剥がれれば中の土が徐々に外に出てしまい、その上に配置された棟瓦を支えられなくなって、ずれなどが発生してしまうのです。もちろん、このような箇所から水分が侵入して雨漏りにも繋がります。とにかく漆喰がこのような状態になっていたら早めに補修するようにしましょう。
■漆喰詰め直し工事
今回の調査の結果、漆喰の詰め直し工事をご提案させていただきました。
漆喰詰め直し工事とは、古くなった漆喰を外し、新しいものに交換する工事です。（漆喰詰め直し工事についてはこちら）
※下記の写真は別のお住まいで行った漆喰詰め直し工事をのもので、参考にご紹介します。
すでに古く、傷んでしまった漆喰はその上から漆喰を塗っても剥がれてしまいます。ですので、既存の漆喰は全て剥がし（左写真）、それから新しい漆喰を詰めていきます。塗りたての漆喰は水分が多く黒っぽいですが、時間がたってくると漆喰独特の白い色になります。
江戸川区で漆喰工事をお考えの方は、点検・お見積もり無料の街の屋根やさんまでお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2017年04月07日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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