横浜市緑区|雨漏り補修が雨漏りの原因に
更新日:2015年05月13日
横浜市緑区に屋根の調査に伺いました。
以前に雨漏りした事がある築17年の建物です。補修をしたのに雨漏りが止まらないと言うお問合せのお客様です。近所の工務店から『塗装すれば治るよ!』と言われたそうで、念の為にという事でお問い合わせを頂きました。
スレートにコーキングの補修跡があります。スレートが反ってしまい口が空いているのが幸いでした。塞がってしまうと、雨水の逃げ道がなくなってしまいます。こう言う補修で雨漏りを増やしてしまう事も多々あります。
この様なヒビ割れが屋根全体に広がっていました。この状態では、塗装をしても割れを止めることは出来ません。
棟板金も下地の貫板が腐ってしまい、固定力が弱まっているので釘が抜けてきています。近くの工務店さんが何を見ているのか分かりませんが、この劣化状態では塗装は出来ません。厳密に言えば、『塗れない』のではなく、『塗ってももたない』が正解です。もちろん、屋根塗装しても雨漏りは止まりません。塗装はオススメ知ませんので、下地の状態も加味し今回はカバー工事のご提案です。
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