横浜市緑区の雨漏り｜軒天まで染みている場合は屋根葺き替えで確認
更新日：2017年05月16日
雨漏り調査にお伺いしました横浜市緑区の現場です。雨漏りの状態を確認するためには屋根を剥がしても構わないといったご様子です。その際には補修は屋根葺き替え工事となりますが、下地の確認をするには最善です。
まずは室内の様子です。コーナー部分に黒く染みが出来てしまっています。状態から行くと下屋の角が一番怪しいのですが、可能な限り原因を特定することが出来れば屋根を剥がす必要もありません。
スレートの様子は苔カビの発生もなく欠けが見られる程度です。正直な所この程度では雨漏りは起きません。下屋にかかるベランダの取り合いや柱の腐食等も確認はしますが、問題は無いように思えます。
しかし、雨漏りを起こしたコーナーの外側、軒天にはうっすらですが、確実に雨漏りを起こしている染みが出来ています。塗膜の剥がれ等は経年劣化でもあり得ますが、染み込んでいるような染み跡は雨漏りの可能性が断トツです。
と、ここまで内にも外にも被害が出ているので、原因の屋根を剥がしました。防水紙の寿命はおよそ15～20年です。なにも問題が無くとも経年によりたわみやしわができ、今回の様に破れや穴が発生してしまいます。
更に防水紙の野地板を剥がすと、雨水が染み込んで木材がボロボロに崩れてしまっています。屋根葺き替え工事ですと、腐食した野地板を含めて張替補修をすることが可能です。既存屋根材を残したままの屋根カバー工法よりも費用は掛かってしまいますが、屋根の腐食部分を綺麗に入れ替える事が出来るのも屋根葺き替えのメリットです。
長期間に渡って雨漏りの被害を受けている場合、下地の状態が不安な場合、屋根葺き替え工事をご検討中の際にはぜひ一度街の屋根やさんへご相談ください。状態をしっかりと確認して屋根カバー工法で充分なのか、屋根葺き替えが好ましいかご提案をさせて頂きます。
記事内に記載されている金額は2017年05月16日時点での費用となります。
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