横浜市港南区|屋根葺き替え工事を行う際には下地(野地板)の補強を!
更新日:2017年07月26日
横浜市港南区のお客様邸で屋根の補修調査にお伺いいたしました。築30年、耐震性に不安を感じ屋根の葺き替え等の補修について検討しているようです。まずは状況を確認し適切な補修方法を考えていきましょう。

瓦屋根の場合、スレートとは違いカバー工法の選択肢がなく、屋根葺き替え工事が必要となります。
漆喰の少しの剥がれであれば補修工事で充分ですが、棟がずれていたり瓦の浮きが多いと、しっかりと直すには作業工程が必要になります。
軽量な屋根材への変更をご希望の場合は大きな費用が掛かりますが、瓦のこまかな修正の煩わしさが無くなると思うと、当然メリットもあります。

葺き替え工事の場合、必ずかかる費用としては既存瓦の撤去・処分です。瓦は棟も何段か積まれ、泥や漆喰の清掃もある為、全て剥がすにも時間が必要です。

この後に桟木を剥がし、新規屋根材での葺き替え工事を行っていきますが、屋根葺き替え工事の際に目を向けて頂きたいのが下地の野地板です。
野地板は屋根の葺き替え工事の際でなければ見ることはなく、カバー工法では決して補修できない場所です。しかし、数十年も瓦を支えてきた野地板が劣化しているのは当然です。
張替を行う事で重量を変えることなく軽量な屋根材への変更が可能な為しっかりと軽量化が図れます。増し張りの際には重量が嵩みますが、強度を保たせることができ、日数の短縮にもなります。
今回は増し張り施工を行い下地の補強を行っていきます。

ここから瓦を新たにのせない限りは屋根の軽量化は可能です。今回は金属屋根材のディートレーディングのエコグラーニで葺き替え工事を行いますので、瓦から約1/7程の重量になります。
瓦屋根で耐震性に不安を感じている方、下地の状態が心配という方、点検・ご相談は無料にて承っておりますので、ぜひお気軽に街の屋根屋さんへお問い合わせくださいませ。
記事内に記載されている金額は2017年07月26日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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