横浜市中区|雨樋破損の原因は経年劣化?自然災害?
更新日:2017年09月07日
横浜市中区の雨樋が破損してしまったという事で調査にお伺いいたしました。雨樋から竪樋ではなく、軒樋の途中から溢れ、騒音を発生させながら地面に流れているようです。
はしごをかけて横から確認してみると、通常は集水器に向かって勾配が付いているのですが、丁度中間当たりで雨樋が曲がり雨水が溜まってしまっています。
下から確認すると軒樋が外側に傾いているように感じられます。雨樋ではなく、雨樋を固定している受金具の劣化ではないかと考えられます。
受金具が破損するのは、経年劣化によって負荷が掛かるという事もありますが、雨樋は自然災害の影響を受けやすい部分でもあります。
自然災害による雨樋の破損に関しては、火災保険や共済等を利用し補修することも可能ですので、自然災害なのか、経年劣化が原因なのかを判断することが非常に大切です。
ちなみに雨樋の種類も要チェックです。既に廃盤になっている雨樋は全交換になるケースがあります。メーカーと品番を確認した上で、部分補修が可能なのかを確認しましょう。
雨樋は劣化に伴い徐々に硬くなり、少しの衝撃で割れやすくなります。雪害や雹害によって穴が開いてしまう事もあります。
しかし、右写真のようにメンテナンスをせずに植物が繁殖している際に破損したりすると、自然災害によって破損した場合であっても経年劣化と判断されてしまうこともあります。
定期的にメンテナンス・清掃を行い、いつどのように破損したのか把握が出来ているのが理想的です。
記事内に記載されている金額は2017年09月07日時点での費用となります。
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