棟板金・谷板金の雨漏れの原因と対処法
更新日:2016年12月20日
棟板金・谷板金と言う言葉をご存知ですか?屋根の修理で特に注意して見ておかないといけない部分です。屋根工事をしましたら、必ず一緒に修理しましょう。
今回の写真は棟板金です、今年の台風での被害により多くの飛散がありました。この棟板金は屋根面の一番高い場所や角の高いところにあり、鉄(ガルバリウム鋼板)の板金でできているものです。通常は貫板という木材に釘等で固定してあります。
板金よりも初めに劣化するのが下地に当たる貫板部分です。木材でできているため、思っているよりも早い段階で経年劣化が起こります。この貫板が劣化する事で脇から止めている釘が抜け、棟板金が飛散します。弊社でこの部分の工事をする時は樹脂製の貫板をお勧めしております。経年劣化しにくいので、板金の飛散を予防できます。さらに釘ではなくステンレス製のビス(ネジ)で固定しますので、地震や風での振動による緩みにも強くなります。
この写真は谷板金部分の穴が開いた箇所のものです。和風のお住まいで銅板製でした。なぜこんなところに穴が開くのでしょう。谷板金は屋根の一番低い所にあります。屋根面に降った雨を集合させる部分です。谷板金自体が瓦やスレートの下にあるため、交換する場合は周りの屋根材も剥がさなければなりません。特に気をつけなければいけないのが瓦の場合です。一般的なJ型の瓦の場合、S字型に湾曲しています。そのため、S字の低い部分に水が集中してしまうのです。腐食に強い銅板であっても、水流などで穴が開けられてしまいます。定期的にチェックが必要です。お部屋の中までの雨漏れになると工事費などもかさんでしまうので、屋根の専門業者に早めの診断をしてもらってください。小さな穴から、大きな被害へと拡大してしまいます。
記事内に記載されている金額は2016年12月20日時点での費用となります。
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