更新日：2017年06月12日

東金市で屋根塗装のご相談をいただき点検にお伺いしました。
同時期に建てられたご近所での塗装工事が始まったころからお住まいにもメンテナンスの時期が来ていると感じられたとのことでした。
早速屋根の点検を開始します。

スレート屋根で葺かれたお住まいでは一見すると問題がないように思われます。
しかし、しっかり確認させていただくとところどころで屋根材の割れが目立ちます。
割れだけではなく、欠けやひび割れなども多く屋根材自体が劣化してしまっているようでした。
スレートの先端部分では一部が剥離してしまっているようで、劣化の状態がうかがえました。
築年数から見て、屋根塗装が十分可能な屋根になるのですがお住まいの屋根材の質が悪いようで、屋根塗装を行ったとしてもすぐに塗膜が剥がれてしまうことが予測できました。
お住まいの屋根は塗装ではなく、屋根カバー工法でのメンテナンスをおすすめさせていただきます。
　

築10年ほどで屋根塗装をご検討されるお客様は多いかと思われますが、その中でも問題の多い屋根材は多く存在します。
例えば、ニチハパミールはスレート屋根材として多くのお住まいに採用されていますが屋根材の先端がミルフィーユ上に剥離してしまい、屋根材の割れや欠けが発生してしまう。
セキスイかわらUではノンアスベスト商品の先駆けとして発売された瓦屋根ですが、耐久性に乏しく表面が白化してしまうといった状態が多く報告されています。
今回の屋根材も築年数を考慮すると、屋根材自体があまり良い屋根材でなかったものだと思われます。
しかし、雨漏り等の被害はなく下地の劣化等も見られないことから屋根カバー工法でのメンテナンスが可能です。
屋根カバー工法とは既存の屋根材に新しい屋根材を被せて覆う工事となります。屋根カバー工法についてはこちら→こちら

当店では屋根塗装をご希望の場合でも、お住まいの屋根の状態によっては今回のように別の工事のご提案をさせていただく場合がございます。
お住まいの屋根の状態に合わせて最適なご提案をさせていただきますので、お気軽に0120-989-742までご相談ください。