更新日:2017年10月31日
川崎市中原区で台風の影響による屋根点検のご依頼を承りました。台風通過後に雨漏り等の被害を感じたわけではないようですが、築20年弱で一度もメンテナンスをしたことが無いという事でした。
近隣の築浅住宅で棟板金が飛散していたようで、我が家にも何か起きていてもおかしくはないと気になっていたようです。
風災によって破損が起きやすいのは築年数が経過している住宅と思われるかもしれませんが、実際には何十年経過しても問題のない家、何故か風災を受けやすい住宅とはっきりと分かれることがあります。
それは風の受けやすい立地かどうかという事が最も関係してくるように思えますね。また、近隣の住宅が建った・解体したというタイミングで風の受け方が変わることもございます。
T様邸の屋根です。割れ等の破損もありませんが、スレートは元の色が分からないほど色褪せてしまっています。棟板金は錆が進行し変色、流出した錆が屋根材を汚してしまっています。
棟板金の錆はこのような問題を起こします
錆びているからと言って必ずしも何か問題がでるというわけではありません。しかし、錆の発生によってさまざまなリスクを抱えることになります。
①錆は他の素材も腐食させます
もらい錆と呼ばれる現象ですが、棟板金が錆びることによってアンテナの屋根馬や板金を固定する釘に錆が移ります。すると見栄えが悪くなるほか、釘を細くさせ抜けやすくなってしまいます。
②板金自体の腐食
錆が進行すると板金自体に穴あきが生じます。板金が外れていないにも関わらず穴から雨水が入り込み雨漏りを引きおこすということも考えられます。
板金は一度錆びてしまうと塗装等で回復させることはまず不可能です。その際には必ず交換が必要となりますが、築年数が経過し苔の量や屋根材の傷みが見られる場合は、どうしても足場が必要になるケースもございます。
棟板金の補修だけでも費用が掛かるようなこのようなタイミングに、屋根カバー工法に切り替えるのは如何でしょうか?
屋根カバー工法は既存の屋根材の保護はもちろん、棟板金を新規のものに交換していきます。
工事費用は高くなりますが、全体メンテナンスをすることによって屋根・棟板金ともにメンテナンスサイクルを延ばすことが出来ます。
棟板金の交換だけなのに足場の費用も掛かり何十万とかかるのか…と考える前に「屋根の状況にあわせてしっかり直すことで、心配事もなくなり屋根も綺麗になる!」とメリットになるような工事内容を検討したいです。
街の屋根やさんでは今現在の状態に合わせての現状回復はもちろん、今後の方向性をお伺いした上で最適な補修工事のご提案をさせて頂く事も可能です。
今どうしたいのか、今後どのようにしていきたいのかを一度お聞かせください!ご相談・点検・見積もりは無料にて承っております。
記事内に記載されている金額は2017年10月31日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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