更新日：2015年11月05日

本日ご紹介いたしますのは木更津市の工場で行った屋根修理の様子です。波板スレートがだいぶ古くなってきているそうで、雨漏りもしているとのことです。雨漏りにより工場内の機器を壊してしまう可能性もありますし、生産性も落ちるでしょう。また、工場内部の床が濡れて転倒などの危険もあります。

屋根を全体的に見てみます。工場ですので一般住宅よりもかなり大きな屋根ですね（左写真）。経年によりスレートの表面には苔が生え、波型なので凹んだ部分には汚れが堆積しています。さらに近くで確認すると、大きなクラックが随所で確認されました（右写真）。スレートの劣化が進んでもろくなり、割れやすい状態になっていますので部分的に補修するのではなく、新しい波板スレートに交換するしかありません。

部分的に屋根材の交換を行ったようで、左写真の部分は比較的綺麗な状態です。しかし、近くで確認すると表面の化粧層が剥がれていました（右写真）。機能としては問題ありませんが、時間の経過と共に屋根材はどうしても傷みが進みますので定期的に点検を行い、状態を把握しておく必要があります。そして、屋根材の割れによる雨漏りなどが起こる前にメンテナンスをしておくことが大事です。

板金部分も塗膜が劣化しており錆の発生や（左写真）腐食によって大きな穴が空いていました（右写真）。ここまで傷みが進んでしまうと交換が必要です。塗装を定期的に行っておけば錆や腐食の進行を防ぐことができますので、数年に一回は塗装を実施して設備の長寿命化をしていきましょう。

今回の点検から、波板スレートの葺き替えと板金の補修をご提案いたしました。今回は工場の点検でしたが、他にも店舗などの屋根リフォームも承っております。工事中は業務を止めたくない。また、工事により営業に支障をだしたくないと考え補修が先延ばしになってしまうこともあるかもしれません。街の屋根やさんでは個人だけでなく法人様の工事実績も多数ありますので、そういったご要望を考慮し最適なご提案ができるでしょう。まずはお気軽に弊社の無料点検を受けてみてはいかがでしょうか？