座間市｜スレート屋根材の劣化を屋根カバー工法で改善
更新日：2017年01月20日
座間市のお客様より屋根の無料点検を承っておりました。使用している屋根材がニチハのパミールというものです。経年劣化によって表面がミルフィーユ状に剥がれてしまう屋根材の為、一時期問題になってしまったようですね。高圧洗浄をかけると屋根材が脆い為、表面が一気に剥がれてしまいます。そのため塗装工事は不可能、必然的に屋根カバー工法か葺き替え工事をご提案させて頂いております。
築10年程でこのようにところどころ素地が出ている状態になっていますが通常では苔やカビが付着する程度でここまで屋根材自体が傷むことは珍しいです。それ程パミールの特徴として屋根材の脆さはあげられます。使えない屋根材は葺き替えるのがベストですが、やはり撤去費用が嵩みますし、アスベストが含まれている屋根材ですと近隣の住民様も不安を抱いてしまうかと思います。葺き替えるよりも工期を短く、費用を抑えるためにカバー工法を行っていきます。
カバー工法とは今現在ある屋根材を残したまま軽量屋根を被せていく工法です。防水紙ももう１枚貼り防水施工をしますので雨漏りの心配はありません。葺き替えとは違い既存屋根は残ったままですので屋根全体の重量は重くなりますが、瓦屋根の重さと比較しても断然軽い仕上げになります。
既存の屋根材は残したままですが、凹凸部分の雪止め・棟板金は撤去するため、雪止めをサンダーで切っていきます。カバー工法後も雪止め設置は可能ですのでご安心ください。
棟板金を撤去してから防水紙の貼り付けです。屋根の軒先から棟に向かって重ね貼りをしていきます。右写真の状態が金属屋根材の設置前になるのですが防水紙が雨水の侵入を防いでいますので、ここまで終われば雨も怖くありません！次回は金属屋根材横暖ルーフの貼り付けをしていきます！完成が楽しみですね！
記事内に記載されている金額は2017年01月20日時点での費用となります。
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