更新日:2017年10月13日
川崎市幸区で台風によって棟板金が飛散してしまった住宅です。火災保険の申請が無事通りましたので、養生で雨水の浸入を防いでいた棟板金の交換を行っていきます。
火災保険の内容確認と補償金額の決定までは30日以内の事が多いのですが、再調査が必要なケースですと90日の猶予があります。
するとどんどん補修工事のタイミングが先延ばしになってしまいますので、屋根の状態によっては保険会社様に連絡を入れて、今がどのような状態なのかをしっかりと伝える必要があります。
お客様としてもいつまでもこのような状態では危険…とハラハラしておりましたが、ようやくの補修工事です。
作業に必要な足場とメッシュシートを準備し棟板金交換工事を行っていきます。
火災保険では破損個所の棟板金の補修に必要な工事項目は全て補償されます。足場の仮設はもちろん、破損した棟板金の取替までは保険の補償で賄う事が出来ます。
「原状回復」が基本ですので、換気棟が無いからと換気棟取付の項目を入れたとしても、この部分に関しては補償の適用外です(今回は原状回復に換気棟も対象になっています)。
通常であれば、棟板金の取付と防水処理を行う事で工事は完了するのですが、足場も仮設したことで屋根塗装メンテナンスも行ってしまおう!と打ち合わせを行いました。
工事はまとめて行う方がトータルコストが抑えられる!
棟板金交換工事を行う際に足場仮設を行いました。通常、足場の費用は1軒あたり15~20万円はかかってしまいます。
一般的にメンテナンスをする際にはお客様の負担になりますので、保険で賄えたことがラッキーなのです。
ではこのタイミングで足場が必要な屋根塗装・雨樋交換・外壁塗装を一緒にご検討されてみては如何でしょうか?
同時施工を行う事で何度も足場を掛ける必要もなく、費用を抑えることが可能です。
ここからはお客様のご負担にはなります。しかし、例えば浮いた足場費用分で、グレードの高い屋根塗料を使用したり、付加価値(遮熱・断熱・低汚染)塗料を使用したりと選択肢の幅も広がるかと思います。
もちろん費用を抑えて、次回のメンテナンス費用として貯蓄も良いでしょう。
棟板金を取り替えたことで屋根の全体的な耐久性も向上しております。ここに屋根塗装を行う事で、暫くは補修の手を煩わせる心配はないでしょう。
台風によって、散々な目にあったと感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、火災保険の仕組みを知ることで、最終的にはこんなにもメリットが得られたのです。
火災保険の申請方法や補償の概要についてのご質問・ご相談、火災保険での補修と別工事のご検討、同時施工によるお見積りは全て弊社にて対応可能です。
お気軽にお問い合わせくださいませ。フリーダイヤル:0120-989-742
記事内に記載されている金額は2017年10月13日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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