更新日：2015年01月29日

今回は多摩市Ｔ様のお住まいの屋根リフォーム、屋根葺き替え工事でスレート屋根材の撤去作業を行わせていただきました。

施工スタッフが協力して屋根を葺き替えるためにスレート屋根の撤去作業にあたります。まずは屋根の棟板金を撤去します。棟板金とはスレート屋根の頂点を止めている金属の事です。 板金を取り外すと貫板（芯木）が釘で打ち付けてありますのでそちらも丁寧に取り外していきます。

棟板金部分を綺麗に取り外した後に、スレートの屋根材一枚一枚を丁寧に剥がしていきます。

クレーンを使って撤去したスレート屋根や棟板金などの廃材を屋根の上から降ろしていきます。近隣にお住まいの方に埃や騒音などでご迷惑をおかけしないように慎重に行います。
今回はクレーンの入ることができる道路に面した現場でしたが、クレーンなどが入れないような場所の場合は屋根材や廃材を電動ハシゴなどの荷揚げリフトや職人スタッフの手で降ろしていくような事もございます。

スレート屋根下地の防水シートも経年劣化でシワが寄り、劣化が激しい状態がわかります。この後、既存の防水シートも剥がして新しい防水シートを敷いていきます。そして新たに金属屋根材の横暖ルーフテラコッタで葺き替えさせて頂きます。もうすぐ新しい屋根に変ります。綺麗になったお住まいの屋根、とても楽しみですね。

屋根リフォームで屋根葺き替えを行うメリットは、屋根表面のスレート屋根材だけでなく、屋根材の下に敷いてある防水シートや野地板も確認し、傷んでいれば交換しますので、お住まいの屋根全体を丸ごとリフレッシュさせることができます。またスレート屋根より軽い金属屋根を選ぶことで、耐震性を向上させることができます。
デメリットとしては、解体工事と廃材の処分に手間と費用が掛かることです。

スレート屋根材の屋根リフォームには屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え工事と大きく分けて3種類の屋根修繕方法がございます。
屋根の状態により屋根リフォームの方法も変わってきます。また、予算や工期、お客様のご要望なども考慮し、街の屋根やさんでは最善の屋根リフォームをご提案致します。