君津市で平屋の棟部分からの雨漏れ調査
更新日：2017年01月25日
君津市のお客様は大きな母屋の隣に平屋のにお住まいをお持ちでした。数日前から広縁の天井に雨染みが出来て、長雨ですと天井から床に雨水が滴り、困っているとご相談を受けました。
平屋の瓦屋根のお住まいです。お隣には母屋として大きな日本住宅で、神社や仏閣のような佇まいでした。由緒の正しさを感じさせます。雨漏れがあるお住まいは少々、前に建てたとのこで、さほど築年数は経過していませんでした。ただ、少々前から雨漏れがあり、どうしたものかと悩んでいたそうです。
切妻屋根の棟違いが一か所あります、大棟部分で段差があり、ちょうど雨漏れしている広縁部分の真上でした。棟違いの頂点の部分が少々低いように感じられます。鬼瓦がある部分の所は通常、重なっている瓦から少々出っ張っていなければいけません。重なり部分に亀裂が入ると雨漏れの心配があり、特に割れやすい場所でもあるので、出っ張らせておく方が賢明です。
瓦を剥がして確認をします。何枚かの瓦を剥がして雨漏れの場所があるか、下地の状態は健全かを調べます。外せる瓦の場合は必ずこの作業を行います。今回の調査では防水紙などの劣化が少々ありましたが、まだすべて張り替えるとろこまでは至っていませんでした。瓦桟に枯葉などが蓄積していましたが、問題はないでしょう。これで雨漏りは大棟部分と限定されました。ご提案としましては両サイド鬼瓦を含んだ大棟の一部やり直しとその周辺の桟木補修、防水紙の一部張替えとなります。これでまずは雨漏れする心配はなくなります。雨漏れが恐ろしいところは、気がついたときには既に建材が劣化していて、大工事になってしまう可能性もあることです。雨漏れを発見したら、迷わずすぐにご相談ください。ご依頼をいただければ、すぐに調査に参ります。
記事内に記載されている金額は2017年01月25日時点での費用となります。
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